道東の網走と小清水町の境にある、オホーツク海に面した濤沸湖はラムサール条約にも登録されており、多様な動植物を育む貴重な汽水湖だ.今回は短時間での探鳥だったので、オオワシしか撮影する事ができなかったが、観光ショー化したオオワシの姿では無く、自然なオオワシをじっくり観察する事ができて網走まで遠征して来た甲斐があった.
爆弾低気圧による大荒れで予定していた飛行機が欠航になり、1日遅れの網走入りとなったが、今日は曇り空ながら、流氷の海の散策にはまずまずの日和だった.今回の網走入りの目的は流氷の海を見る事と、オオワシやオジロワシなどのオホーツクの冬の代表的な猛禽類を観察する事だ.
宮ヶ瀬湖畔が丁度紅葉が見頃だと言うので、冬鳥の飛来状況の様子見も兼ねていつもの早戸川林道を歩いてみた.午前中だと大勢のバードウォッチャーに邪魔されてゆっくり観察ができないので、なるべく人が居ない時間帯を狙って午後の遅い時間に繰り出した.湖畔の公園は大勢の行楽客で賑わっていた.
トムラウシ山への縦走計画を変更して高原沼巡りに切り替えたことにより、北海道遠征の日程に1日余裕が出来たので、昨年登ることができなかったニペソツ山を登ることにした.ニペソツ山は一般人には殆ど知られていない山だが、北海道の山登りをする人達の間ではかなり人気のある山だ.かの深田久弥さんもニペソツ山を最初の百名山の選定時に採り入れなかった事を悔やんでいたと言う.この素晴らしいニペソツ山が百名山に入らなかったことは結果的には良かったと思うが、もし百名山入りしていたら山は荒らされて悲惨な状況になっていただろう.
当初は白雲岳避難小屋から高根ヶ原、五色岳、化雲岳を経てトムラウシ山までの縦走を予定していたが、トウムラウシ山辺りで丁度台風16号崩れの雨(山頂付近は雪)になりそうなので、縦走は中止して高原沼近辺の紅葉見物に切り替えることにした.高根ヶ原からトムラウシ山までの縦走は来年の7月辺りの花の季節のお楽しみにすることにした.
今回大雪山系を訪れた目的は旭岳からトムラウシ山への縦走なのだが、三日目のトムラウシ越えが丁度台風16号の影響で雨になるとの予報だったので、天候が崩れそうな場合は白雲岳避難小屋かひさご沼避難小屋で1泊余分に泊まって日程調整するつもりでいた.
昨年に引き続き、大雪山系の紅葉シーズンに合わせて北海道を訪れることにした.今回は晴れた天気の良い状態で利尻山の頂上からの眺めを堪能する事と、大雪山系の白雲岳からトムラウシ山にかけての縦走、それに昨年登ることができなかったニペソツ山に挑戦する事の三つを主題にした.
今年の夏は悪天候続きで7,8月に全く山に登ることができなかったので、いつもより5kg以上体重が増えてしまった.今週末に予定している北海道遠征を控えて、体の調子を見るために3連休を利用したリハビリトレーニングに出掛けることにした.
この所週末は雨続きで何処にも行けなかったが、日曜日は久しぶりに雨にならないという天気予報だったので鳥を探しに富士山の須走口へ行ってみることにした.