南アルプス北部の山々でまだ登ったことの無かった甲斐駒ヶ岳に登る事ができた.簡単に登頂することができる北沢峠からのコースという選択肢もあるが、それではあまりにも安易過ぎるので、昔ながらの由緒正しき登山道である黒戸尾根コースを登ることにした.
今年の北海道遠征は当初は十勝岳連峰から大雪山系を縦走する予定だったが、台風18号とまともにぶつかってしまったため急遽予定を変更して6日遅れで北海道入りすることにした.どの空港から北海道入りしようかと考えあぐねていたが、たまたま宗谷地方だけが晴れていたので十勝岳連峰は諦め、稚内空港経由で利尻へ向かうことにした.
前回の大台ヶ原トレイルに引き続き、お隣の大峯山系の大普賢岳から行者還岳周辺のバードウォッチングハイキングに出掛けた.今回のハイキングは避難小屋で一泊するだけで、野鳥撮影は行わずに録音機材一式だけの軽装備で出掛けた.
二週間前のプチ北大峯奥駈けに引き続き近畿圏の山々のお散歩してきた.今回は大台ヶ原を三重県側の大杉谷側から峡谷を遡り、日ノ出ヶ岳を経由して大台ヶ原の西大台利用調整区内を通って小処温泉へ下りる事にした.
朝起きると、辺り一面は深い霧に覆われ幻想的な雰囲気を醸しだしている.既にミソサザイ君は恋の季節に入っているようで、小屋の周りの沢で朗々とさえずっている.今日の予定はとりあえず吉野へ下りる事を考えてはいるが、天気が良いようだと大勢の観光客でごった返しているので、できれば夕方に吉野へ下りるのは避けたいところだ.そうなると選択肢としては、昨年お世話になった二蔵小屋でもう一泊し、観光客が居なくなった翌日にゆっくり下りて来る事を考えていた.
いつものように奈良県内の宿に前泊し、朝一番のR169ゆうゆうバスで和佐又口へ向かう.今回は大普賢岳から山上ヶ岳を経由して帰り際に吉野の桜を愛でようという計画だ.
毎年9月下旬の紅葉シーズンに大雪山系の山々を訪れているが、今年は一泊二日の短期間での滞在だったので公共交通機関が使える高原温泉から旭岳温泉までのショートトレイルとした.今年の北海道は相次ぐ台風の直撃を受け、大雪周辺の道路網や鉄道は壊滅的な被害を受けて未だに不通が続いていた.
この週末晴天に恵まれたので、新録が美しい富士の裾野をバードウォッチング散歩に出掛けた.5月とは思えないような暑さで、蝉が一斉に鳴き出してしまい、鳥のさえずりが聞こえず散々だった.
和佐又山登山口から大台ヶ原行きのバスに乗れるという事なので、帰京する前に大台ヶ原へちょっと立ち寄って見る事にした.
先日の大峯北奥駈中に立ち寄ることの出来なかった大普賢岳の西側の尾根沿いにある第62靡笙ノ窟に立ち寄ってみることにした.前鬼から釈迦ヶ岳、弥山、行者還岳、大普賢岳を経由して笙ノ窟へと行きたい所だが、日程的に無理なので今回は前鬼口から和佐又登山口まではR169ゆうゆうバスでショートカットすることにした.