朝焼けに染まる白根三山(夜叉神峠)


Date/Time: 2013:09:29 05:39:40
Camera: Panasonic
Model: DMC-LX2
Exporsure Time: 1/50
FNumber: 3.6
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Focal Length: 10.0

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2023

ひょいと四国へ 2023春

久しぶりに金山出石寺へ


横浜上空 富士山上空をかすめて 眼下にしまなみ海道 伊予灘経由の列車で大洲方面へ 観光客が多いようだ 18切符で有名になった下灘駅 線路と伊予灘との間には道路が... 伊予大洲駅 若き事の空海像 寺務所と宿坊 境内からの眺め 八幡浜方面の眺め 大きな宿坊 宿坊の部屋 離れの宿坊部屋 出石寺の境内 沼田集落 池ぽちゃゴルフ練習場 高山方面を望む 大洲城 肱川と冨士山 大洲駅方面 お殿様公園 観光客で賑わっていた 提灯屋さん おはなはん通り TVドラマの撮影地 現役の郵便ポスト ポコペン横町 レトロな遊び道具 レトロな看板 新聞販売店 レトロなお店がいっぱい 肱川大橋を渡る レトロな路面電車 大街道のアーケード街 お城は山の上 電車の線路の直角交差点 不思議な光景 みかんジュースの蛇口 高知の横浪半島

前回四国を訪れたのは2013年の5月の連休で、このときは徳島の剣山系の縦走がメインだったので、大洲方面に立ち寄ることができなかった.


そろそろ四国へ行きたいなと思っていたところ、3月末で失効してしまうJALのマイレージがあったので、『どこかにマイル』を申し込んだ(候補枠は秋田、青森、徳島、松山)ところ運良く行き先が松山に決まったので、週末の土日を利用して久しぶりに出石寺を訪れることにした.


出石寺を最初に訪れたのは2007年の春の歩き遍路の時で、このときは出石寺の宿坊に一泊させていただき、とても貴重な体験をさせていただいた.数ある四国の霊場の中でも出石寺での思い出が一番印象に残っている.


出石寺は標高812mの山の頂に建つ規模の大きな古刹で、境内の一角に参拝客用のお土産物屋さんや食堂があることからも、大洲や八幡浜、長浜などの多くの檀家を抱えている参拝客の多い由緒ある名刹だ.


現在は麓の大洲市や八幡浜市、肱川沿いの各地から出石寺までは、山の斜面を這うように舗装された車道が通って居るので車で容易に上って来ることができるが、昔は歩いて登るしか方法がなかったので、麓の各地から出石寺へ通じる参拝のための山道が設けられていたようだ.


勿論今は地元の人達は歩いて登ることはないため、これらの参拝道は廃れてしまい、地元の人でもその存在すら知らない事が多い.これらの参拝道のうち、少数ながら別格霊場を訪れる歩き遍路が通る山道だけが今でもかろうじて遍路道として残っているのが現状だろう.


地元の人達からも忘れ去られてしまった山道ではあるが、遍路道保存協力会を始めとする遍路文化の維持・普及に尽力されている方々のお陰で、かろうじて遍路道が維持されているような状況だ.


この春に通しの歩き遍路を始めた人達は丁度5月の連休前後にこの辺りを通ることになるだろう.5月の連休は区切り打ちのお遍路さんも一斉に動き出すため、一年のうちこれから一番歩き遍路が多い季節を迎える.今年の春はコロナ禍からの回復ということもあり、いつになく歩き遍路さんが多く訪れることだろう.


今回、ひょんな事から出石寺を再訪する機会を得たのはお大師さんからの特命と勝手に解釈することにして、 2台のGPSを片手に、出石寺への遍路道の調査に赴くことにした.


2008年11月に出石寺への遍路道調査を行った際には遍路道は結構荒れていて、標識が少なくルートファインディングや藪漕ぎが必要だったので、山登り未経験者にはあまりお薦めできない山道だったが、今回の調査では標識も整備され、誰でも歩き易い快適な遍路道だった.


今回は帰りの飛行機の時間まで余裕が有ったので、まだ歩いたことの無かった大洲城下の街並みを見物することにした.古い建物が結構残っており、昔の城下町の面影がまだ残されており、観光地としてかなり人気があるようだった.


下手な再開発が行われずに古い街並みが保存されていたことが幸いして、観光地として魅力のある街作りができたのだろう.


歩き遍路でこれから大洲に足を踏み入れることがあれば、一日時間を割いて是非とも出石寺へ参拝に行くことをお薦めする.


今回は、二日間だけのショートトリップだったが、次の連休では石鎚山系から赤石山系にかけて縦走することにしよう.


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