2年ぶりに京都西山を訪れたが、紅葉はもう過ぎてしまったようだ.少し時間があったので京都一周トレイルの西山コースのうち、松尾山コースをお散歩してみた.お散歩コースとしてはとても手軽で年配者や小さな子供でも安心して歩ける程良いコースだ.
普通のバス運賃では乗車距離に応じて運賃が設定されているのだが、このハイキングバスだけは例外なようだ.
この所週末の天候が悪く秋の富士山周辺の散策に行くことが出来なかったが、ようやく好天に恵まれ久しぶりに富士山を訪れた.
毎年9月下旬の紅葉シーズンに大雪山系の山々を訪れているが、今年は一泊二日の短期間での滞在だったので公共交通機関が使える高原温泉から旭岳温泉までのショートトレイルとした.今年の北海道は相次ぐ台風の直撃を受け、大雪周辺の道路網や鉄道は壊滅的な被害を受けて未だに不通が続いていた.
この週末晴天に恵まれたので、新録が美しい富士の裾野をバードウォッチング散歩に出掛けた.5月とは思えないような暑さで、蝉が一斉に鳴き出してしまい、鳥のさえずりが聞こえず散々だった.
和佐又山登山口から大台ヶ原行きのバスに乗れるという事なので、帰京する前に大台ヶ原へちょっと立ち寄って見る事にした.
先日の大峯北奥駈中に立ち寄ることの出来なかった大普賢岳の西側の尾根沿いにある第62靡笙ノ窟に立ち寄ってみることにした.前鬼から釈迦ヶ岳、弥山、行者還岳、大普賢岳を経由して笙ノ窟へと行きたい所だが、日程的に無理なので今回は前鬼口から和佐又登山口まではR169ゆうゆうバスでショートカットすることにした.
先日の奥駈で小仲坊周辺でアカショウビンの鳴き声を聞いたので、今回はカメラと録音機材を持参でアカショウビンを探しに再び前鬼を訪れた.
大峯山系の西方に位置する大台ヶ原は、かつては秘境の山であったが、大台ヶ原ドライブウェイの開通とともに誰でも気軽に歩く事の出来るファミリー向けの観光地と化してしまった.
大峯奥駈道を踏破するには、途中にある避難小屋と水場の情報を予め得た上で綿密な計画を立てないと全区間を踏破するのは困難だろう.二年前の5月の連休で熊野本宮から前鬼までの南奥駈(順峯)、今回の連休で吉野から前鬼までの北奥駈(逆峯)を行い、大凡の避難小屋と水場の情報が得られたので、ここで紹介しておくことにする.