朝8時、仙遊寺を後にして59番国分寺へ向けて山を下りて行った.
朝8時、宿を後にして海岸線の堤防の上を今治方面へ向かった.菊間という街に差し掛かると遍照院というお寺が道沿いにあったので立ち寄ってみた.
太山寺へ向かう途中、山頭火終焉の地である一草庵に立ち寄った.中に入ることはできなかったので、窓から庵の中の様子を覗いてみた.床の間の壁に山頭火のトレードマークとも言える年期の入った網代笠が掛けられていた
朝、昨日お参りできなかった石手寺に向かった.石手寺はどことなくエスニックで不思議なお寺だった.今日はお遍路を休んで松山市内でのんびり過ごすことにした.
午前中打戻で45番岩屋寺を打った後、三坂峠を越え松山市内へ向かった.三坂峠を越えた先に昔の遍路宿坂本屋が建っていた.
内子駅の高架下をくぐり抜け内子の街中を歩いていると、登校中の小学生に挨拶をされた.内子の街には内子座という古い芝居小屋があるという事を聞いていたので、内子座に寄ってみた.まるで時代劇のセットを見ているようだった.
朝目が覚めると、辺りは既に明るくなりかけていた.情けない話だが昨夜は正直恐かった.夜明けがこんなに嬉しく思えるのも久しぶりな気がする.朝6時からお勤めがあるということなので、お勤めに参加させていただいた.
朝宇和のホテルを出て鳥坂峠へ向かった.峠を越えると直ぐに左折して別格7番 出石寺へ向かった.出石寺への道のりはこ想像以上に辛く厳しいものだった.
午前10時過ぎチェックアウトを済ませ、まだ雨が降りしきる中、41番龍光寺へ向かった.
朝からどんより雲がたれ込めていて今にも雨が降り出しそうな気配だった.宿の斜め向かいに柏坂峠へ向かう遍路道の入り口があった.山の中に入っていくと急な上りの道が続いた.柏坂峠は標高470mのきつい山越えの道だった.