いつものようにとりあえず小田急線で新松田まで行きそこで電車やバスの状況を見てから何処へ行くかを決めることにしたが、丁度7:23分発の御殿場線に間に合いそうだったので、いつものように御殿場駅まで行ってそこで山中湖方面、愛鷹山・グリンパ・言えティー方面、河口湖から三つ峠方面のどれかを選ぶことにした.
このところ引っ越しや年度末の忙しさなどが重なって、正月以来一度も山に足を踏み入れることができなかった.ここの所急激に暖かくなってきたので、そろそろ富士山をスッキリと綺麗に眺めることができなくなりそうなので今のうちに富士見散歩にでかけることにした.
新年最初の山行は初日の出を見に塔の岳へ登り丹沢主脈の稜線上から極上の富士山を堪能してきた.帰り道の玄倉林道で特別天然記念物のカモシカを見かけることができ、新年早々幸先の良い山行となった.
寄から後沢右岸尾根を経由して鍋割山へ向かうルート(バリエーションルート)
私も大分前から気になっていたコースだったが、なかなか実行することができないでいた.12月としては異常なくらい暖かな快晴に恵まれたので今シーズン最後のチャンスと思い蛭ヶ岳南尾根ルートに挑戦することにした
前日の雨がすっかり上がり、空気中の汚れが洗い流され朝から透きとおるような青空が広がっていた.今日は廃道になってしまった蛭ヶ岳の南斜面を登るのが目的で寄に来たが、今朝は趣向を変えて後沢右岸の尾根から鍋割山へ向かい、オガラ沢へ一旦下りた後熊木沢を遡り蛭ヶ岳の南斜面に取り付くことにした.
寄から鍋割峠を越えて蛭ヶ岳の南斜面を登るつもりでいたのだが、小田急線の車窓から見える丹沢の峰々は思ったよりも雲が多かったので丹沢へは向かわず、御殿場から山中湖方面へ向かう事にした.
籠坂峠から大洞山(角取山)を経て三国山へ向かい、そこから三国峠、鉄砲木ノ頭(明神山)、切通峠、高指山と国境尾根の稜線沿いにのんびり富士山を見ながら散歩することにした.
蛭ヶ岳南尾根ルートを登るつもりで朝家を出たが、新松田で朝一番の寄行きのバスに間に合わなかったのでそのまま御殿場線に乗り換え御殿場駅前からバスで篭坂峠へ向かった.
2007年の春に高野山を訪れた時はお大師さんに四国遍路の御挨拶が目的だったが、今回は町石道のトレイルと西行所縁の地を訪ねるのが主な目的だった.