京都 上醍醐寺


Date/Time: 2006:12:01 15:02:04
Camera: Canon
Model: Canon EOS Kiss Digital N
Exporsure Time: 1/60
FNumber: 5.0
Aperture Value: 4.6
Focal Length: 18.0

Close

y2trip » 御殿場ルート(上り)→ 吉田・河口湖口(下り)

7

17

2011

御殿場ルート(上り)→ 吉田・河口湖口(下り)

御殿場口新五合目(上り)→ 頂上 → 吉田口五合目(下り)


御殿場口新五合目 丹沢の山並み 日陰を求めて 登山駅伝の練習 細かい砂礫が続く 麓を振り返る 大砂走りの斜面 新六合目 宝永山 下山道と合流 閉鎖中の日の出館 わらじ館 砂走館 雲が出てきた 中継小屋 赤岩八号館前 見晴らし館跡 長田尾根 頂上直下の巨大岩群 下には宝永山 頂上の鳥居 頂上に到着 頂上富士館 浅間大社奥宮 郵便局は午後2時まで 吉田口・須走口 吉田口ルートで下山 下山開始 下山道分岐案内板 ここで下山道をチェック 吉田口の登山道 退屈なジグザグ下山道 避難小屋 立派なトイレ 落石シェルター シェルターの中 樹木帯 登山道と合流 富士山安全指導センター 砂払いの説明 経ヶ岳 樹林帯の吉田口登山道 経ヶ岳のお地蔵さん 境内を見下ろす 日蓮上人の銅像 星観荘 佐藤小屋 泉ヶ滝 続々と団体ツアー スバルライン五合目

晴天に恵まれた海の日の三連休初日に御殿場コースから日中日帰りで登ってみることにした.御殿場コースは途中に山小屋が殆ど無く、砂漠のような荒涼とした光景が延々と続く忍耐強さが求められる難条件のコースなので余程の物好きでなければこのコースを選んだりはしない.


多くの登山客からは見向きもされない不人気コースではあるが、お盆や土日でも混雑とはほとんど無縁で混雑期のマイカー規制もない.ロングコースで健脚向きのコースと言えるが、結構眺めが良いので吉田口や富士宮口の混雑に辟易した富士登山経験者にはお勧めのコースかもしれない.


上りは過酷な条件だが、下りは豪快な砂走りを堪能することができるので、下りに使うのであれば初心者にもお薦めの下山コースと言えるだろう.富士宮口から登ってきて御殿場口へ下りるか、宝永山火口経由で富士宮口新五合目へ戻ることもできるので、御殿場コースは下りの利用者が圧倒的に多い.


御殿場口新五合目の標高は1,440mで、富士宮口 2,400m、吉田口(河口湖口)2,300m、須走口 2,000m と較べても圧倒的に低い.新五合目と称してはいるが実質的には他の登山口の一合目程度の標高に相当するレベルである.一体誰の思惑で新五合目などと呼んでいるのだろう.尤も新一合目などと名前が付けられたら只でさえ登山客が寄りつかないのに、余計少なくなってしまうのは確実なので他の登山口の慣例に合わせたのかもしれない.


登山道の何合目という表記は昔から曖昧で、目安として標高の10等分だったり、行程距離の10等分だったりするようで、その山によってまちまちだそうだ.どちらにしてもきちんと10等分されていればまだましな方で、その山の登山道を切り開いた登山者の感覚で適当に決めたというのが実情なのだそうだ.富士山では数字だけの純粋なX合目表記の他に、新X合目、本X合目、元祖X合目などと各山小屋が勝手に名乗っているのでたちが悪い.


炎天下の猛暑日にこのコースを登るのは暑さとの戦いになるので、熱中症にならないように気をつけなければならない.大石茶屋から7.5合目の砂走り館まで営業している小屋が全くないので、2.5リットルの水を用意していたが、下山時にはそれも飲みきってしまった.


七合目までは延々と細かな砂礫の砂地が続き、忍耐を強いられる困難な道が続いた.途中日射しを遮るような場所は全く無く、休憩する場所すら確保するのは困難だった.熱中症ならないようにいつもよりかなりゆっくり目に歩いていたが、目標となるポイントが少なくペース配分を維持することが結構難しかった.


今回はかなりペースを落としていたので当初の見込みよりも大分遅れて頂上に到達した.既に午後3時を過ぎており、御殿場口の最終バスの出発時間の午後5時までに戻るのは無理そうだったので御殿場口へ戻ることは諦めた.宝永山から富士宮側へ抜けるプリンスルートを下るという選択肢もあったが、富士宮方面からの帰宅はお金と時間が余分に掛かるので今回は吉田口か須走口へ下りることにした.


車で御殿場口まで来ることができるのであれば早朝から登り始めることができるので、炎天下の日差しや猛暑を避けて登ることができるので有利な条件で登ることができるだろう.午前6時くらいにスタートできれば頂上でお鉢巡りを楽しんでも夕方5時くらいまでには楽に下山できるだろう.富士登山の経験が有り、健脚であれば登りが5〜6時間、お鉢廻り1時間、下山2時間程度を見込んでおけば良いだろう.


須走口は2年ほど前に日中に往復していたので、今回はまだ歩いたことのない吉田口の下山道を下りてみることにした.吉田口下山道はブルドーザー道を転用した面白みの全く無い人工的なコースなのでできればこのコースは避けたいところだが、やはり一度は体験しておいた方が良いだろうということで、今回敢えてこの退屈極まりないコースを選んだ.


実際に下りてみると、想像していた通りとても退屈で辟易するような砂礫の滑り易い下山道だった.昔は別な下山道が設けられていたらしいが、大規模な落石死傷事故が発生したため、新しくこの人工的な下山道が作られたようだ.足下は人工的に慣らされた平坦なコースで登山慣れしている人には歩き易い道なのだが、登山初心者にとってはとても辛い下山道のようだ.


殆どの人が膝や足の痛みを抱え、足を引きずりながら悲惨な状態で下山している.疲労困憊の放心状態で道ばたに座り込んでいる人も大勢見かけた.登山初心者は滑りやすい砂礫の斜面の下り方が下手で、腰が引けてしまっているので直ぐに足を滑らせ尻餅をついてしまうことが多い.


富士登山ブームで全くの登山初心者が大挙して富士山に登っているが、富士山は登山初心者が初めて登る山としては最悪の山かもしれない.吉田口の下山道は距離的には富士宮コースよりも長いが、時間的にはブルドーザー道の吉田口の下山道の方が早く下りることができそうだ.健脚であれば頂上から河口湖の五合目(スバルライン口)までは1時間30分くらいで下りて来ることができるだろう.


六合目からはスバルライン方面へのバイパスを通らず、そのまま吉田口の五合目へ下りていった.途中の経ヶ岳には六角堂があったが、先日は暗闇の中で気付かなかったが沢山のお地蔵さんや日蓮上人の銅像などが境内に建っていた.星観荘や佐藤小屋もこの日は盛況で多くの登山客で賑わっていた.スバルライの五合目駐車場へ向かう途中多くの団体バスツアー客とすれ違った.駐車場には何十台という大型観光バスが駐まっていて団体バスツアーのあまりの多さに驚かされた.



Map Center : [ Latitude, Longitude , Altitude ]
  Zoom Level:   Bearing(Heading):   Pitch:   Grid Interval:
Map Style:
Map Options:  
: ( )

View Option:  

Data Overlays:  


御殿場ルート(下り)2010年7月

Calendar

July 2011
S M T W T F S
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  
  • Links

  • Meta