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2023
一等三角点:冠ケ岳【箱根 神山】
一等三角点: 冠ケ岳【箱根 神山】
現在の神山の頂上周辺は樹木で覆われていて視界が全く効かない
基準点名: 冠ケ岳
一等三角点
コード:TR15239608101
位置:35°14′00″.2547 N, 139°01′15″.1405 E, 1437.66m (世界測地系)
20万分の1地勢図名:横須賀
5万分の1地形図名: 小田原
kamiyama 箱根の内輪山で最も標高の高い神山には冠ケ岳という点名の一等三角点が置かれている.地理院の地図では神山の隣にある山に冠ケ岳と名付けられているので、少し紛らわしい.数年前の噴火で大涌谷近辺の火口域が完全に立ち入り禁止となっていたが、噴火活動がかなり落ち着いてきたので、現在は箱根山は噴火警戒レベル1の『活火山であることに留意』となっっている.
【気象庁の箱根山の火山活動状況のページ】 https://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/activity_info/315.html
噴火警戒レベルが1に下がっているにも拘わらず、神奈川県は大涌谷も含めて周辺の登山道をすべて閉鎖したままに放置している.事なかれ主義の行政としてはこのまま登山道を放置することで管理責任から逃れたいのだろう.箱根ロープウェイの大涌谷駅は完全に立ち入り規制区域にもかかわらず、観光産業優先のため例外的にロープウェイの運行を続けている.
神山の頂上は立ち入り禁止区域の外なので、現時点で立ち入ることは可能だが登山道が閉鎖されて荒れた状態なので、バリエーションルートや藪漕ぎが大好きな人たちを除いて、一般的な登山者は登山道が再開されてから立ち入る方が無難だ.
昨年、登山道の閉鎖を知らずに箱根を訪れて神山には行けなかったが、今回リベンジを果たすことができ、ようやく神奈川県にある全ての一等三角点を訪問することができて、一等三角点探訪も一区切りを付けることができた.
見通しの効かない狭い場所に三角点が設置されていた
一
一等三角点: 冠ヶ岳(TR15239608101)
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