松島


Date/Time: 2020:01:07 09:35:38
Camera: PENTAX
Model: PENTAX K-5 II s
Exporsure Time: 1/6400
FNumber: 5.6
Aperture Value: 5.0
Focal Length: 21.0

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2023

天龍村(長野県)で鳥見散歩

仏法僧(ブッポウソウ)、アカショウビンを観察したくて天龍村へ行ってみた


長野県の最南端に位置する天龍村は人口1,300人ほどの小さな村だが、ブッポウソウが毎年繁殖のために営巣することでバーダーさん達に知られており、村全体でブッポウソウの繁殖を見守っていると言う.村のCATVでは役場の屋上の巣箱の様子を生中継しており、今ではブッポウソウが村の観光の目玉になっているようだ.


6月の今頃は丁度雛が孵化して、親鳥が沢山の昆虫を捕まえて雛たちに給餌をする季節で、親鳥の行動を観察するには絶好の時期だ.天龍村役場の屋上に設置された巣箱では、今年は4個の卵が産み付けられており親鳥が抱卵しているが、孵化の目安となる3週間以上が経過しているが、今日(6/25)時点ではまだ1羽も孵化していないようだ.


この週末も天候に恵まれ、天龍村役場の隣にある自慶院というお寺の境内の観察スポットには、大勢のカメラマンたちが集まっており、お寺が用意してくれているCATVのモニター画面の様子を見ながら、親鳥が巣箱から出てくるのを辛抱強く待っていた.


お寺の境内から役場の屋上の巣箱までは結構距離があるので、それなりの望遠レンズと立派な三脚を用いないとブッポウソウの撮影は難しいだろう.私はブッポウソウの撮影よりも、専らお寺の境内の松の木に営巣していたコサメビタキの雛たちの方を観察していた.


今回の天龍村訪問では.ブッポウソウの観察よりもアカショウビンの証跡を探るのが目的だったが、残念ながら今回もじっくりとアカショウビンを観察することができなかった.土曜日の夕方にお寺の境内でブッポウソウを観察して時に、遠くで囀るアカショウビンの声と飛び去っていくアカショウビンらしき少し茶色がかった赤っぽい鳥を確認できたが、姿を見ることができたのはこの一回のみだった.


翌朝早朝、アカショウビンを探しに天竜川へ注いでいる所蛇川の沢沿いの林道を突き当たりまで行ってみたが、遠くの谷筋で鳴いているアカショウビンの声を確認することはできたが近くで確認することはできなかった.天龍村の周辺では周りの山々が急峻なため沢の流れが急すぎてアカショウビンの餌となる沢ガニやザリガニ、蛙などが少ないことと、山の斜面の大部分が杉や檜の人工植林地帯で生物相が貧困なことと、アカショウビンが営巣できそうな広葉樹林の森が見当たらないことからアカショウビンの観察には向かないようだ.





アカショウビンの囀り (所蛇川の林道 Jun 25th 2023 5:44AM)[MPEG4 Audio(m4a) ]

Spectrogram of Akashoubin Voice
アカショウビンの声紋は尻下がりに周波数が低くなっているので直ぐ判る
(横軸は時間、縦軸が周波数、明度が音の強弱を表している)


飯田線の鈍行列車で天龍村へ 絶好の川遊び日より 平岡駅は複合施設 駅の待合室はホテルのロビー 天竜川を渡って対岸へ 天竜川はかなり濁っている 平岡発電所の概要 歴史を感じさせる鉄塔 巨大なサージタンク 天龍村の中心部を望む お寺に大勢の人影が 巣箱を発見 所蛇川 国道と飯田線の鉄橋 所蛇川の流量は多くはない 遡行するのは難しそう 天龍村の街並み 旧飯田線のトンネル 平岡発電所 旧飯田線の鉄橋と昔の国道 橋の欄干にも巣箱 平岡ダム建設の悲しい歴史 ゴミ焼却施設の煙突にも巣箱 鉄橋の奥に滝 浄心の滝 国道は危険だよ 自慶院 皆さん構えて コサメちゃん コサメビタキの巣 抱卵中のブッポウソウ 今年の卵は4個 早朝はガスっている 始発電車 所蛇川沿いの林道で 熊用の箱罠 崩落だらけの林道 崩落箇所を迂回 眼下に雲海 コサメビタキの雛たち 餌を加えて戻ってくる 松の木と上手く同化している 可愛らしい雛たち TVを設置してくれている コサメビタキ君 近くの電線の上で待機 記念に1枚 特急伊那路で豊橋へ


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