10
02
2022
三浦半島で鷹見散歩
鷹の渡りを見たくて三浦半島の武山に行ってみた
9月下旬から10月の中旬くらいにかけて、三浦半島の上空をサシバなどの鷹類が渡って行くという.中でも三浦半島の武山の頂上にある展望台は、鷹の渡りを見る絶好のポイントだと言う.雲一つ無い快晴に恵まれた日曜日ということもあり、武山の展望台はホークウオッチャーで賑わっていた.
京急横須賀中央駅から市民病院行きのバスに乗り、35分ほどで武山ハイキングコースの入り口がある一騎塚停留所で下車する.住宅地の中の舗装された曲がりくねった道をトコトコ登って行く.要所要所にハイキングコースの案内標識があるので、地図を見なくても武山まで登って行くことができる.
途中に1箇所だけ富士見百景の展望スポットが有るくらいで、コンクリートで舗装された車一台通れるくらいの細く単調な登りが続いた.武山の頂上には武山不動というお寺があるので、そのお寺へ車で向かうための舗装道のようだ.
バス停から30分程で武山の頂上に着いたが、展望台へ向かう前に武山不動に立ち寄ってみた.境内の上空を5〜6羽くらいの鷹の群れが旋回していた.これは期待できそうだと展望台へ向かうと、既に20〜30名くらいのホークウオッチャーたちが望遠レンズや双眼鏡片手に鷹が上空を通るのを待ち構えていた.
3階建ての展望台の最上段には、地元の横須賀の三浦半島渡り鳥連絡会のメンバーらしき人達が、渡り鳥たちの数を一生懸命数えていた.この日は午前10半時点で、サシバのカウント数は100を超えていた.
沢山の鷹柱が見られるものと期待していたのだが、この日は数十分に一度2,3羽のサシバが上空を通過する程度だった.もう少し早い時間帯の方が多くの鷹に出会えたのかもしれない.三浦半島の武山だけではなく機会があったら長野県の白樺峠や伊良湖岬など鷹の渡りの重要ポイントを訪れてみようと思う.
この日は2時間ほど展望台で鷹を待ってみたが、結局鷹を間近に見ることはできなかった.もっと近くで鷹を見られると期待していただけに、残念な結果となってしまった.
折角なので、三浦半島のハイキングコースとして整備されている、武山から砲台山を経て三浦富士へ続くハイキングコースを通って京急の最寄り駅まで歩くことにした.こちらのハイキングコースはコンクリートの舗装道路では無く、まともな土の道だったので安堵した.
砲台山、三浦富士とも展望はあまり無く、三浦富士から三浦海岸方面が望める程度だった.
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