地元北海道では後方羊蹄山(しりべしやま)と記述する事は殆どなく、単純に羊蹄山(ようていざん)として親しまれている、コニーデ型の富士山タイプの単峰だ.
九月の三連休の谷間の比較的空いている時期を狙って屋久島をプチ縦走してきた.鹿児島港から高速船トッピーで屋久島の安房(あんぼう)港へ向かった.三連休の最終日ということもあり、満席の船内は観光客よりも帰島する島民の方が多いような感じだった.
宮之浦岳は九州の最高峰の山で、屋久島の主峰である.日本百名山、一等三角点百名山に選定されている.屋久島が世界遺産に登録されてから大部時間が経っているが、島を訪れる大部分の人達は縄文杉を目当てなので、宮之浦岳まで足を伸ばす人達は登山目当ての人達だけのようだ.
後方羊蹄山(しりべしやま)と言うのが正式名称らしいが、一般的には羊蹄山(ようていざん)と呼ばれており、深田久弥の日本百名山にも選定されている富士山タイプの円錐型単独峰の美しい山だ.一等三角点百名山にも選定されており、三角点は頂上火口の淵に「真狩岳」という点名で置かれている.