鳳凰三山 薬師岳砂払いより白根三山を望む


Date/Time: 2013:09:29 10:21:01
Camera: Panasonic
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y2trip » ひょいと四国へ:石鎚山(表参道コース)

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2013

ひょいと四国へ:石鎚山(表参道コース)

ひょいと四国へ


高速バスで松山へ 今宮口登山道入口 ロープウェイで成就社へ 天気はイマイチ 成就社の遙拝殿 門を潜り抜け頂上へ向う 途中にある遙拝所 石鎚山が見えてきた 試しの鎖 休憩所 小高い岩のピーク 夜明かし峠 一の鎖 遠くに二ノ鎖 二ノ鎖 下を見下ろす 迂回路へ 弥山頂上 石鎚神社頂上社 天狗岳へ 天狗岳も混雑 初心者には危険 絶壁の縁の上 天狗岳の頂上 弥山直下の鎖場 下山開始 ようやく晴れ間が 通行止め 土小屋方面への分岐 成就社に帰還 笹原が続く瓶ヶ森 名水が湧き出るホーム

とりあえず石鎚山へ


五月の連休期間中は遠出をするつもりはなかったが、何気なく高速バスの予約状況を調べていたら松山・八幡浜行きの高速バスに空席があったので、急遽四国方面へ遠征することにした.夜行高速バスで松山入りし、先ず最初に石鎚山を登り、その後剣山系の三嶺(みうね)から剣山へと縦走することにした.


今回のメインは剣山系の縦走で、四年半前に剣山から三嶺へ縦走しようとして、季節外れの大雪のため縦走を断念せざる負えなかったのでそのリベンジといったところだろうか.


石鎚山は七年ほど前のお遍路中に表参道コースを登っていたので、今回はもう一つのメジャーな登山コースである土小屋ルートから登るつもりでいた.松山市駅で久万高原行きのバスに乗り、久万営業所で土小屋行きのバスに乗り継ぐ予定だったが、松山市駅前のバス乗り場には久万高原行きのバス停が見つからなかった.


バスの案内所で久万高原行きのバスの事を尋ねると伊予鉄バスの久万高原ルートは先日廃止されてしまったのだと言う.そう言えば最近土小屋まで行くバスが廃止されたというような記事をWEB上で見かけた事を思い出したが、今回は事前準備している時間的な余裕がなかったのでこの事をすっかり失念していた.


窓口のお姉さんからJR四国バスがJR松山駅から久万高原方面へ向かうバス便が運行されている事を教えて貰ったが、便数が極端に少ない上登山口の土小屋の遥か手前までしか運行されていないので、久万高原から土小屋までタクシーを利用するしかないようだ.仕方が無いので土小屋ルートを諦めて、前回と同じく西条方面からの表参道コースで登ることにした.


路面電車に乗りJR松山駅から特急列車で伊予西条へ向かった.西条駅前 7:43分発の西之川行きのバスには間に合わないので、次の10:23分発のバスまで駅前の観光案内施設で時間を潰す.この日は中学生くらいの20人程のグループが乗り込んできたので珍しくバスはほぼ満席になった.このグループはロープウェイには乗らず河口(こうぐち)から昔からの登山道である今宮口登山道を登り、今夜は成就社の宿に泊まるようだ.


私も河口から歩いて登りたかったが今回は時間が無いので泣く泣くロープウェイで一気に成就社まで上がることにした.連休中と言うこともありロープウェイの麓駅の周辺の駐車場は車で一杯だった.天気はイマイチで雲が邪魔をしていて見通しはあまり効かなかったが、とりあえず雨の心配はなさそうだ.


成就社の遙拝殿からは直接石鎚山が見渡せるようになっており、石鎚山そのものが御神体として崇められているようだ.今回の山行の安全を祈願し登山口の門を潜り石鎚山の頂上へ向かった.


この表参道コースは冬場を除けば、初心者や家族連れでも登り易いハイキングコースで面白味は無いが、鎖場の上り下りはちょっとしたアトラクションだろう.石鎚山の鎖はちょっと特殊で、鎖と言うよりは鉄アレイを繋げたような物と言った方が良い.皆鎖のつなぎ目の輪に足を掛けようとするが、大人の登山靴ではつま先をこの輪の中に入れることは難しい.地下足袋であれば容易に入りそうなので、この特殊な鎖は修験者用に作られているのだろう.


登山慣れしていれば鎖に体重を掛けることなく、岩の窪みと鎖とを上手く使ってスムースに登って行くことができるのだが、初心者は皆鎖だけに頼って登ろうとするのでなかなか先へ進めない.初心者が自分の力量をわきまえないで果敢に鎖場に挑戦してみたものの、途中で身動きがとれなくなって半べそで鎖にしがみついて誰かに助けを求めるなどという事態にならないように、事前にちゃんと鎖場の練習をしておきましょうね!



今回は剣山系の三嶺(みうね)でGPSログデータを取っていたGarminのeTrex30を紛失してしまったので、GPSトラックデータはありません (T-T)



【四年半前の剣山系縦走の記録】
 ・『剣山へ
 ・『剣山から丸石を経て奥祖谷二重かずら橋へ
 ・『祖谷渓谷
 

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