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2013
富士見散歩(三つ峠)
富士山を眺めながらのんびり散歩の筈が...
三つ峠駅(富士急)→三つ峠山(開運山)→木無山→天上山(カチカチ山)→河口湖駅
今週末は日曜日が天気が崩れるというので、土曜日に山へ出掛けることにした.この日は好天は期待できないが午前中は晴れ間が続きそうだったので予てから登ってみたかった河口湖の北側にある三つ峠山に登る事にした.ここからの富士山の眺めは絶品で、NTT Docomoのホームページで美しいライブ映像を見ることができる.
富士山ライブカメラ http://camera.mvkofu.com/cgi-bin/livecam.cgi
三つ峠山登山口までは舗装された道路が延々と続き嫌になる.登山口から暫くは歩き易い山道が続くが、馬返しを越えた辺りから急な登りが続く.急な登りが一段落すると頂上の岸壁を巻くような緩やかな登り道となり、最後の階段を登り切ると頂上の山荘が建つ広場に出る.
三つ峠山は通称名で、開運山、御巣鷹山、木無山を称して三つ峠山と呼んでいるようだ.三つ峠山の頂上という場合は開運山の頂上(標高1785m)を指すようだ.残念ながらこの日は富士山の展望は全く得られなかったので、昼飯を食べただけで直ぐに山を降りることにした.
帰りのコースは尾根沿いのコースでに河口湖駅まで行くことにした.このコースはとても緩やかな歩き易い地道で、トレイルランニングの入門用としても最適だと思う.途中一個所だけ分岐個所が有り進路の選択に迷う個所があった.ここには標識や誤進入防止用の柵やロープもなく左下方向の作業道の方が道幅が広く初心者の場合間違えて入ってしまいそうな紛らわしい道だった.
確認のためこの左下の作業道と思しき道へ分け入ってみたが、途中から道がハッキリしなくなり最後の方は道の形跡すらなくなり非常に足場の悪い危険な崖になっていた.バリエーションルートとして麓に直接降りる事はできそうだが、とても初心者が歩けるような斜面ではなく、初心者がこの間違った作業道に入り込むととても危険だ.
初心者も歩く一般的な登山道でこのような非常に紛らわしく危険な分岐を放置しておくのは一帯どういうことだろうか.以前東海自然歩道を歩いているときに山梨県に入った途端道が荒れ放題で標識や案内板が殆ど無くなっていたことを思いだした.山梨県の登山道の整備状況はおざなりと言っても過言ではないだろう.富士山を世界遺産に登録することしか眼中になく、他の一般登山道など殆ど感心がないのだろう.
丹沢のような過剰な登山道整備も困りものだが、ゴミ捨て禁止のマナー向上標識なんてアホな物を設置するよりまともな役に立つ案内標識を立てて欲しい物だ.
Zoom Level: Bearing(Heading): Pitch: Grid Interval:
GPXデータ https://y2works.net/trip/wp-content/uploads/GPS/Y2013/Mar23Mitsutouge.gpx