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2012
寄周回トレイル(シダンゴ〜秦野峠〜檜岳〜雨山峠〜寄沢)
寄周回トレイル(シダンゴ山、檜岳を経て雨山峠)
連休前半で天候も良かったので、日頃の運動不足解消も兼ねて丹沢近辺をハイクすることにした.新松田駅前9:05発の寄行きバスは満員で座れない人達が大勢いた.寄バス停にある自然休養村の管理センターでは、近所で捕れた農産物を販売していた.筍や蕗、わらびなど山の幸が格安だった.
寄からは櫟山方面へ向かう人達とシダンゴ山へ向かう人達が半々といったところだった.連休中と言うこともありシダンゴ山方面は小さな子供を連れた家族でハイキングに来ている人達が多かった.最初はコンクリート舗装された結構急な道が続いたが、イノシシ除けの柵のゲートを越えるとそこから先は快適な地道の登山道になった.
最初は杉の植林地帯だったが、途中から檜に変わり、檜特有の香りが何とも清々しくまさしく森林浴という感じでリラックスできた.シダンゴ山の頂上の廻りは一面の馬酔木で覆われており、早咲きの花が少し咲き始めていた.あと数週間もすると真っ白な馬酔木の花で覆われるだろう.頂上からの展望も結構楽しめるので低山ハイクの山として人気があるのもうなずける.富士山は手前の山の陰になって半分しか見えないが、それはそれで結構風情がある.
シダンゴ山からダルマ沢ノ頭までの登山道は、山と高原地図では点線になっているが、実際に歩いて見ると結構歩き易いみちだった.ただ登山道その物がもう何十年も手入れされていないようで、昔の土止めの丸太が完全に腐ってボロボロ状態だった.林道秦野峠までは誰にも会わなかったが、伊勢沢の頭までの間は10人ぐらいとすれ違った.伊勢沢の頭から雨山までの間は多少アップダウンが続くが、広い尾根歩きの快適な道だった.鹿柵が無ければもっと快適なのだが...
大倉尾根や表尾根、鍋割周辺などはこれでもかというぐらい標識が乱立しているが、檜岳山稜の登山標識は悲惨な状況だった.登山道を管理している神奈川県にはもっと登山道の標識整備をして貰いたいものだ.大倉尾根や表尾根、鍋割周辺なんて人が多すぎて遭難する可能性など低いでしょう.むしろ普段それ程人通りの少ない登山道にこそ分かり易い標識を設置して欲しい.
雨山峠から寄沢を下るのは二回目だったが、今回は明るい中の下山だったので一度も迷うことなくスムースに下山できた.このコースだけは絶対に日没後に歩いてはいけない.
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