当初の予定では東海自然歩道の7回目で、前回の離脱ポイントの精進湖入り口から県境を越えて静岡県の田貫湖まで歩く予定だったが、朝から曇りがちだったので富士山を眺められないコースを歩いてもつまらなさそうなので、急遽予定を変えてそのまま東海道線を清水駅まで行き、日本平と三保の松原を歩いて見ることにした.
東海自然歩道 #06 富士五湖ルート
忍野八海 → 富士浅間神社 → 富士ビジターセンター → 五湖台(足和田山)→ 三湖台 → 紅葉台 → 青木ヶ原樹海(鳴沢氷結)→ 精進湖入口
前回は西丹沢自然教室から山中湖畔の平野まで歩く予定だったが、日没のため大棚ノ頭で自然歩道を離れ、道志みち(国道413号線)に迂回して平野へ向かった.今回は前回の離脱ポイントである大棚ノ頭からスタートしなければならないのだが、大棚ノ頭まで辿り着くのが大変だった.
新松田駅を朝一番(7:20AM)に出る西丹沢自然教室行きのバスに乗り、大勢の登山客と一緒に西丹沢へ向かった.この日は臨時バスが何本か増発されていたようだった.途中富士山がくっきりと目の前に聳え立っており、富士山を見ながらの山行が期待できそうだった.
前回の離脱ポイントの西野々バス停に向かうため朝一番の電車に乗った.西野々のバス停を通る便は土日は1日2本しか無く、何としてでも朝の6:55分に三ヶ木を出発する便に乗らなければならない.
風になびく富士のけぶりの空に消えて ゆくへも知らぬわが思ひかな
69歳の西行が二度目の陸奥へ旅をした際に詠まれた歌で、慈円の『拾玉集』によると西行が自讃歌の筆頭にあげていたという.
昨日に続き東海自然歩道を歩くことにした.相模湖ピクニックランド前でバスを降り、午前10時過ぎに歩き始めた.
東海自然歩道の全コース完歩を目指して、東側の拠点である高尾山口から歩き始めることにした.先ずは足慣らしということで、相模湖かその先のピクニックランド辺りまで歩いてみることにした.
東海自然歩道というハイキングコースが環境省によって整備されているのをご存じだろうか.普段ハイキングや山登りをしている人であれば一度や二度は聞いたことがあることと思う.東京の高尾山を起点に、大阪の箕面市まで11の都府県にまたがり総延長1,697Kmにも及ぶ壮大なハイキングコースだ.