月山ビジターセンターのホームページを眺めていたら、羽黒山の周辺の山中に例年よりも早くアカショウビンが飛来して『キョロロ』ボイスを響かせているというニュースが載っていたので、アカショウビンの声を聞きたくなり、速攻で羽黒山を再訪することにした.
国の天然記念物に指定されている塩竃桜が満開の頃を見計らって塩竈神社を再訪することにした.
仕事の関係で松江に行く機会があったのでついでに周辺の観光地を散策してきた.山陰地方はこれまで訪れた事が無かった地域なので、今回の島根・鳥取でようやく本州の都府県は一応足を踏み入れる事ができたことになる.
法金剛院は花園にある平安時代末期の鳥羽天皇の中宮であった待賢門院璋子が復興させたお寺で、花の寺として知られている.花園駅前の通りに面しているので閑静とは言い難いが、庭園の中はひっそりとしていて紅葉を眺めながらゆっくりと散策できた.
大峯奥駈道は熊野本宮と吉野を結ぶ大峰山脈の主稜線を踏破する山岳縦走路で、75箇所の靡(なびき)と呼ばれる行場を辿って修行を重ねる総延長170kmにも及ぶ修験道の根本道場だ.
先日訪れた時は拝観時間外で中へ入れなかった京都の大原野にある十輪寺を再訪してきた.
西行が出家して間もなくの頃詠んだ歌、『花見にと群れつつ人の来るのみぞ あたら桜の咎には有りける』の舞台となった京都の西の外れの大原野にある花の寺こと勝持寺を訪ねてみた.
大阪府の南西にある大和葛城山の麓に弘川寺という真言宗の古刹を訪れた.音も無く散る桜の花びらと共に眺めの良い丘の上で西行さんが見ていたであろう光景を想像しながら暫し佇んでいた.
標高800mを超える高野山は温暖な紀州とはいえ、冬は全山雪に覆われてしまう.日本列島にこの冬一番の寒気団が流れ込み高野山は雪ですっぽりと覆われていた.
2007年の春に高野山を訪れた時はお大師さんに四国遍路の御挨拶が目的だったが、今回は町石道のトレイルと西行所縁の地を訪ねるのが主な目的だった.