8月末で富士山も山終いとなり、今年の夏の富士登山シーズンもほぼ終わりですね.今年は7月中旬に2回ほど富士山の頂上まで登りましたが、その後は天候に恵まれずになかなか富士山へは行けませんでした.
今日はお盆休みで朝から御殿場駅前のバス乗り場は須走口へ向かう大勢の登山客でごった返していた.この日の天候は晴れていたがとても蒸し暑く、海から入ってくる湿った空気で富士山のまわりは常に雲が湧き上がっている状態だった.
晴天に恵まれた海の日の三連休初日に御殿場コースから日中の日帰りで登ってみることにした.御殿場コースは途中に山小屋が殆ど無く、砂漠のような荒涼とした光景が延々と続き忍耐強さが求められる難条件のコースなので、余程の物好きでなければこのコースを選んだりはしない.
多くの登山客から見向きもされないコースではあるが、お盆や土日でも混雑とは無縁で混雑期のマイカー規制もない.
富士宮口六合目で少し休憩を取った後、富士宮ルートを逸れて御殿場口新五合目へ向かった.今回は趣向を変えて、宝永火口の縁に沿って下りて行き、御殿庭から双子山を抜けて御殿場口へ向かうハイキングコースを歩いてみた.
まだ静岡県の通行止め規制中であったが、富士宮口から登って来た登山客も多く、通行に全く支障は無かったと言うことなので、まだ下りたことのない富士宮コースで下山する事にした.恐らく富士宮コースで下山するのはこれが最初で最後の機会かもしれない.
昨年は異常な混雑でお鉢巡りにも苦労したが、今回はのんびりと時計回りでお鉢巡りをしてきた.お鉢廻りの登山道は渋滞することもなくゆっくりと写真撮影をしながら廻ることができた.
新宿を17:50に出発する直通の高速バスで富士スバルライン五合目へ向かった.スバルライン五合目に着いても登山客はポツポツ程度しか居らずちょっと拍子抜けしてしまった.
梅雨が明けたこの時期になると何故か富士山のことで頭が一杯になってしまう.このままでは他のことが手に付かなくなってしまうので富士山病の治療に出掛けてきた.
今年の夏の記録的な猛暑も峠を越え少しは涼しくなってきたので、久しぶりに山歩きをすることにした.9月中旬過ぎとは言え地上はまだ暑いので、涼しそうな富士山へ向かうことにした.富士登山の馬鹿騒ぎもそろそろ一段落した頃なので、今回は富士吉田ルートを歩いて見ることにした.