連休で賑わう土佐入野の海岸から四万十大橋を経由して足摺半島を目指した.
連休中で宿の変更が難しいため、昨日歩き残した七子峠を越える大坂遍路道は後日に廻すことにして、37番岩本寺の宿坊から中村方面へ向かうことにした.
土佐久礼駅から昔の遍路道を通って安和海岸へ抜け、そこから海岸線の四国のみちを土佐久礼まで歩いたが、体調が優れず今夜の宿のある37番岩本寺までJRの列車で向かうことにした.
雄大な太平洋の眼下に見ながら横浪スカイラインを歩いていると、あまりの絶景に足の痛みなど忘れていた.
朝、雪蹊寺に立ち寄ってから34番種間寺へ向かった.足の腫れがひどくなり足が靴に締め付けられて歩く度に痛みが酷くなっていた.途中で新しい靴を探すが適当なサイズの靴が見つからなかった.
28番大日寺から33番の雪蹊寺まで高知市内のお寺を巡った.
左手に土佐湾を見ながら海岸線を高知方面へ向けて歩いて行った.
金剛頂寺の宿坊を出て、次の27番神峰寺へ向かった.途中で雨が降り出し神峰寺へのお参りを翌日に廻そうかと思っていたが、宿の女将の強い勧めで降り続く雨の中神峰寺へ向かった.
波乱含みの発心の道場の阿波も終わりを迎え、いよいよ修行の道場である土佐へ足を踏み入れることになる.修行の道場に相応しく室戸岬へ向けて何もない海岸線を只ひたすら歩かなければならない.