内子駅の高架下をくぐり抜け内子の街中を歩いていると、登校中の小学生に挨拶をされた.内子の街には内子座という古い芝居小屋があるという事を聞いていたので、内子座に寄ってみた.まるで時代劇のセットを見ているようだった.
朝目が覚めると、辺りは既に明るくなりかけていた.情けない話だが昨夜は正直恐かった.夜明けがこんなに嬉しく思えるのも久しぶりな気がする.朝6時からお勤めがあるということなので、お勤めに参加させていただいた.
朝宇和のホテルを出て鳥坂峠へ向かった.峠を越えると直ぐに左折して別格7番 出石寺へ向かった.出石寺への道のりはこ想像以上に辛く厳しいものだった.
午前10時過ぎチェックアウトを済ませ、まだ雨が降りしきる中、41番龍光寺へ向かった.
朝からどんより雲がたれ込めていて今にも雨が降り出しそうな気配だった.宿の斜め向かいに柏坂峠へ向かう遍路道の入り口があった.山の中に入っていくと急な上りの道が続いた.柏坂峠は標高470mのきつい山越えの道だった.
朝宿毛のホテルを出て高知県と愛媛県の県境である松尾峠に向かった.山を登っていくと眼下に宿毛湾が見えてきた.標高300mの峠の頂上には昔の藩の境を示す石碑が建てられていた.長く辛かった高知の旅もここで終わりである.
朝宿毛のホテルを出て延光寺へ向かった.延光寺を打ち終えた後で先日体調不良で歩くことが出来なかった土佐久礼から窪川までの大坂遍路道を歩くため、列車で土佐久礼まで戻ることにした.
叶崎から月山神社を経由して宿毛へ向かった.月山神社はひっそりとした佇まいのとても小さな神社だった.神社の境内の中に何故か大師堂があったので、やはり弘法大師にまつわる霊場なのだろう.
朝、激しい雨の音で目が覚めた.天気予報では午後から晴れるというのでホテルのチェックアウト時間ギリギリまで待機していた.雨の勢いが大分衰えてきたので午前10過ぎ、ホテルを後にして海沿いの国道を竜串海岸へ向かった.
久百々から足摺半島を南下し、岬の突端にある38番金剛福寺を経て土佐清水市街まで足摺半島をぐるっと廻った.