後方羊蹄山(しりべしやま)と言うのが正式名称らしいが、一般的には羊蹄山(ようていざん)と呼ばれており、深田久弥の日本百名山にも選定されている富士山タイプの円錐型単独峰の美しい山だ.一等三角点百名山にも選定されており、三角点は頂上火口の淵に「真狩岳」という点名で置かれている.
北海道屈指のスキーリゾート地と知られるニセコ地域の代表的な山で、隣接する羊蹄山を眺めながらの低山ハイキングは格別だろう.点名の『似古安岳』という漢字表記だとイマイチ何処のことなのか分からないが、北海道の地名はアイヌ語を無理矢理漢字表記にしてしまったためだろう.
札幌市の西側に位置する標高1000m程度の低山だが、オリンピックのアルペン競技のメイン会場にもなった山だ.
北海道の屋根である大雪山系の東側に位置する山で、基準点名は『烏邉珊山(うぺぺさんけやま)』となっているが、糠平富士と呼ばれている稜線のピークに設置されている.一般にウペペサンケ山と呼ばれているのは、三角点が設置されている糠平富士からその奥へ更に1.2km程行った所がウペペサンケ山の頂上(本峰)である.
大雪山系の南側、十勝岳連峰との中間に位置するトムラウシ山『富良牛山』は日本百名山にも選定されているので比較的知名度は高いと思われるが、初心者お断りの結構難易度の高い山だ.トムラウシ温泉側からであれば何とか日帰りできる圏内だろうか.一般的にはテントを担いで縦走する事が多いだろう.
北海道の最高峰である旭岳の頂上に設置されているが、基準点名は『瓊多窟(ぬたっく)』となっている.
基準点名は『利尻山』となっているが、実際に三角点が設置されている場所は鴛泊コース登山道の途中にある長官山と呼ばれている小さなピークに置かれている.登山道から50m程藪漕ぎをしないと辿り着けないので、一般の登山客がこの三角点に気付くことは無いだろう.