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23
2007
4/23 安芸から高知市内へ
4/23 安芸から高知市内へ
宿を出て国道55号線を高知方面へ向かう.道の駅大山の先から国道を離れ海岸線の堤防の上を歩いて行く.堤防は堅いコンクリートなので足には良くなかったが、車が通らないのでその分気楽に歩くことができる.堤防と平行するように直ぐ横を後免・奈半利線の線路が敷かれている.
列車が近づく音が聞こえたのでふと線路の方を見ると、何と全身虎模様の列車がこちらに向かってやって来るではないか.とっさにデジカメで撮影しようとしたが、あいにくカメラはザックの中で、カメラを手にしたときには列車は既に通り過ぎてしまっていた.
この列車は奈半利で折り返して上りの列車としてまた戻って来る筈なので、カメラを片手に持ったまま堤防の道を歩いていたが、一向に戻って来る気配がなかった.伊尾木からは堤防の道を離れまた国道に戻ってしまうので、伊尾木駅の手前で暫く列車を待っていたが、この分だと何時戻って来るか分からないので諦めて先へ進む事にした.
伊尾木川の橋の手前の休憩所で一休みしていると、直ぐ側のお弁当屋さんで買い物をしていたおばさんが私の目の前を自転車で通り過ぎて行った.おばさんは100m位行きすぎてから急にUターンして私の方へ戻って来た.何だろうと思っていたら、『もし良かったら、これ食べて下さい』といって、買ったばかりのお弁当をお接待してくれた.十分なお礼の言葉も言う前におばさんはそのまま自転車に乗って行ってしまった.ありがたさと申し訳なさでいっぱいだった.
安芸の街に入ると阪神タイガースの幟りが至る所に立てられていた.そう言えば安芸という町の名前は阪神タイガースが毎年春先にキャンプをしている場所として聞いたことがある.安芸の街をあげて阪神タイガースを応援しているのだろう.先程の虎模様列車も阪神タイガース応援列車なのだろう.
安芸の街を過ぎると暫く海岸線に沿ったサイクリングロードの道が続く.車を気にすることなくのんびり海岸線を歩けるのでとても気持ちが良い.今日の土佐湾は波もなくとても穏やかだった.足にマメができていなければ海に足を入れて遊んで行きたいところだが、どう考えても傷口を塩水に浸けるのは自殺行為だろう.
午後になり日射しが戻ってくると一気に気温が上がった.連日の歩きでスタミナが切れてしまったのか、今日は体が重くいつものように歩く事が出来ない.午後になると急に足取りが重くなり、いつもの半分のスピードしか出ていない.今日は28番の大日寺まで打つ予定でいたが、大日寺は明日に廻して大日寺の手前にあるホテルでゆっくり休養することにした.
ホテルに隣接した形で温泉施設があったので、のんびり温泉に浸かって疲れをとることができた.この日の晩ご飯はスタミナを付けるため、ちょっと贅沢にホテルの隣の焼き肉屋さんで焼き肉とビールで思い切り腹ごしらえをした.
起点
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経由地
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終点
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区間距離
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累積距離
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備考 |
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民宿 きんしょう |
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高知黒潮ホテル
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29.3 km |
29.3 km |
この日の歩数:48,362 歩 【累積歩数:610,046 歩 】 歩行距離:29.3 km【累積歩行距離:345.5 km 】
宿泊先: 高知黒潮ホテル
【 TEL 0887-56-5800, FAX 0887-56-5811 】
〒781-5213 高知県香南市野市町東野1630
https://ryusei-family.com
シングル: 6,500円 朝食付き(ビジネスパック)
+ 500円 で隣の温泉にいつでも入浴可能なオプション有り
洗濯機・乾燥機 : 有り(大型全自動コイン方式)ホテルと隣接する黒潮温泉の渡り廊下
洗濯のみ、乾燥などのオプションによって料金が異なる
乾燥まで自動で行うと 800円くらい必要
隣の黒潮温泉の敷地に、無料の足湯有り
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