小樽 赤岩海岸遊歩道


Date/Time: 2013:09:23 12:33:06
Camera: Panasonic
Model: DMC-LX2
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FNumber: 6.3
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01

2007

5/1 土佐清水から竜串海岸を経て叶崎へ

5/1 土佐清水から竜串海岸を経て叶崎へ


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竜串海岸を経て叶崎へ


朝、激しい雨の音で目が覚めた.ものすごい土砂降りだった.天気予報ではこの激しい雨も午後には上がりそうだという.ホテルのチェックアウト時間ギリギリまで出発を遅らせることにした.


チェックアウト時間の午前10時近くになってもまだ雨は降り続いていたので、仕方なくレインウェアを着て雨の中ホテルを後にした.土佐清水の中心街を抜けあしずり港を大きく迂回するように国道321号線を歩いていると、前方に海の駅あしずりの建物が見えてきた.道の駅は良くあるが海の駅というのは初めてだったので、寄っていこうかと思ったが、レインウェアを脱ぐのが面倒なのでそのまま通り過ぎた.


奇岩が続く海岸線を眺めながら国道を歩いていると、いつの間にか雨は止んでいた.黒々とした洗濯板のような海岸線に波が砕け散って白と黒の絶妙なコントラストを描いている.これで空が青ければ申し分ないのだが.上空の雲は足早に流れていくので天気予報どおり午後には良い天気になりそうだった.


竜串海岸の手前に千尋岬の展望台の案内板が立っていた.ペンキがはげ掛かっていてよく見えなかったが、展望台までは0.8kmと書かれているようだ.竜串海岸を一望できるらしいのでちょっと寄り道をして岬の展望台まで行ってみることにした.展望台へ通じる山道を汗を拭きながら登って行くが一向に着く気配がない.看板には0.8kmと書いてあったのでもうとっくに着いていてもよさそうなものだが、展望台のような場所に着く気配は全く無い.道路はこの先もずっと続いているようだった.


岬の先に展望台が有るとすると、どう考えても展望台まで0.8kmというのはあり得ない.まだ岬の半分も来ていなかったが、途中で引き返すのも癪なので、そのまま車道を歩いて行った.20〜30分ぐらいは歩いただろうか.やがて駐車場のような場所に出た.車で入れるのはここまでで、どうやらここから先は遊歩道を歩いて展望台まで行かなければならないようだ.道は雨でぬかるんでいてとても滑り易かった.転ばないように足下に注意しながら慎重に歩いて行くと、駐車場から15分程でようやく展望台に着いた.


展望台からは竜串の海岸線が一望できた.碧い海と砕け散る白い波、山の緑に囲まれて何とも言えない素晴らしい景色が広がっていた.ここまで来るのに思わぬ苦労をしてしまったが、素晴らしい景色を眺めることができたのでこれまでの苦労の事など完全にどこかに吹っ飛んでいた.


元来た国道まで戻ってみると、四国のみちの案内板が立っていた.最初に見た看板の距離では展望台まで 0.8km になっていたが、どうやら 2.8km が正しい距離だったようだ.最初から2.8kmと分かっていたら、山道を往復5.6kmも歩く寄り道はしていなかっただろう.ペンキが剥げ落ちていたおかげで素晴らしい景色を堪能できたのだからまあ良しとしよう.


竜串海岸は観光地らしくお土産やさんなどが建ち並んでいたが、今朝の大雨が祟ったのか連休中だというのに人出は今イチのようだった.竜串海岸一帯はどことなく時代から取り残された田舎の観光地といった雰囲気が色濃く漂っていた.竜串海岸には立派なキャンプ場もあるので、野宿テント派のお遍路さんには絶好の宿泊地だろう.


竜串海岸で暫く休憩をしてから今夜の宿がある叶崎へ向かった.海岸線沿いの国道321号線には、3つの長いトンネルが設けられていた.トンネルを迂回する旧道は四国のみちに指定されているようだったが、この日は早く宿に着いてレインウェアを乾かしたかったので、旧道は歩かずに国道321号線を歩くことにした.3つ目の貝ノ川トンネルを抜けると前方に大津大橋が見えてきた.海の上に迫り出す形で橋が掛けられているので高所恐怖症の人には辛そうだ.


今日の宿は大津大橋の手前の集落にある叶崎という民宿だった.宿の場所が分からず集落の間を暫く行ったり来たりしたが集落の人に教えて貰って何とか宿に着くことができた.この民宿はお遍路のための宿というよりはどちらかというと釣り客目当ての宿のようだったが、お遍路も多く利用しているようだった.竜串海岸から大月町までの間にある宿はこの叶崎という民宿だけのようだ.


今夜は私以外にもう一人男性のお遍路さんが予約しているという.午後になってから2人組のお遍路さんも予約を入れてきたと言っていたので、今夜の宿泊客は全部で4人のようだ.一足先にお風呂に入り洗濯をしていたら男性のお遍路さんが宿に到着した.この男性は埼玉から区切りで来ている30代位の方で、今朝早く土砂降りの雨の中を足摺岬の宿から歩いて来たという.土佐清水の手前の山越えの遍路道は滝のように水が流れていて大変な目に遭ったと笑っていた.


夕食前になって2人組のお遍路さんも宿に到着したようだった.何とこの2人はK2組だった.K2組は昨日の段階では山越えの三原村経由で延光寺へ向かうと言っていたが、今朝の豪雨のため山越えの道を断念し、急遽月山神社経由のルートに変えたようだった. 



起点
 
経由地
 
終点
区間距離
累積距離
備考
ビジネスH 南粋
竜串,千尋岬
民宿 叶崎
29.8 km
29.8 km
海廻りルート

この日の歩数:36,706 歩 【累積歩数:971,400 歩 】 歩行距離:32.7 km【累積歩行距離:579.3 km 】

宿泊先: 民宿 叶崎 【 TEL 0880-87-0207 】
      〒787-0562 高知県土佐清水市大津1263-7

      洗濯機 乾燥機: 有り




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