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04
2016
大峯北奥駈道のんびりトレイル(その1)
大峯奥駈道の残り半分をのんびり歩いてきた
二年前の連休中に熊野本宮から前鬼までの大峯南奥駆(順峯)を歩いてから時間が経ってしまったが、再び大峯奥駈道を歩いてみることにした.本来なら順峯の続きで、前鬼から吉野までの北奥駈道を歩けば綺麗につながるのだが、前鬼までの交通手段の問題で丸一日無駄になってしまうので、今回は吉野から逆峯で前鬼へ下りることにした.
当初の予定では、一日目で小笹ノ宿、二日目で弥山か楊枝ヶ宿あたり、三日目で前鬼に下りて三重の滝を散策してから吉野へ戻ることを考えていたのだが、実際にはいつものスピードで歩く事ができず、初日で予定の半分しか進む事ができなかった.今回はデジタル1眼とコンパクトデジカメ、4〜5日分の食料、何時もより多くの衣類などでザックの重量は25Kgを超えていた.
何よりも致命的だったのは、出発準備に時間を掛けている暇が無く、急いでいたため登山靴の中敷きを入れるのを忘れたまま家を出てしまった事だ.昨秋の北海道遠征以来履いていなかった靴なので足に多少の違和感が当あっても直ぐに馴染むと思いあまり気にしていなかった.当然ながら靴の中で足が遊んでしまい、初日から靴擦れと足のまめに悩まされた.
結局初日は重量オーバーと足の不調で二蔵宿小屋で打ち切らざる負えなかった.仕方が無いので当初の計画は諦めて山上で三泊、前鬼で一泊という予定でのんびり歩く事にした.今回のトレイルは奥駈が目的ではなく、西行さんの足跡を辿ることが目的のトレイルなので結果的には良かったのかもしれない.
Zoom Level: Bearing(Heading): Pitch: Grid Interval: