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2015
日向渓谷のミソサザイ君
ミソサザイ君のさえずりを聞きに出掛けてきた
春の訪れと共に神奈川県伊勢原市の大山の麓にある日向薬師近辺の渓流ではミソサザイが一際大きな鳴き声を響かせるようになる.早春から夏鳥達が訪れる4月下旬にかけての間は、日向薬師近辺ではミソサザイよりもカワガラスの営巣の様子を撮影するために来る人が大部分のようだが、ミソサザイ君も中々の人気者だ.
体が小さい上に地味な目立たない濃いめの茶色、太陽光が差し込み難い薄暗い渓流の周辺おをちょこまかと動きまわるので、カメラの望遠レンズで彼を追いかけるのは大変だ.鳴き声で近くに居ることは分かるが、日陰や岩陰では撮影は難しい.日向に出てきた一瞬のチャンスを狙うしかない.
今回は撮影よりもミソサザイ君のさえずりを録音する事が目的なので、カメラマンの少ない平日を狙って訪れたのだが、それでも10〜20人ぐらいは居ただろうか.カメラマンの多くは定年を過ぎた人達なので休日は関係ないようだ.
ミソサザイ君のワンマンショー
尻尾を跳ね上げたお得意のポーズ
素早い尻尾の振りにカメラが追いつけない
ジョビ娘ちゃん そろそろ帰らなくちゃいけないね!
実は1週間ほど前のお彼岸の日曜日にもこの場所を訪れていたのだが、ミソサザイ君のさえずりが渓流の音にかき消されて上手く集音することができなかった.今回はショットガンタイプのMSステレオマイクという新兵器を用意してのリベンジ録音だ.
RODE NT4(XY Stereo Microphone)では渓流の音に邪魔されて上手く集音できない
今回はZoom SSH-6 (MS Stereo Shotgun Microphone)を使って見た