9月の最終末は特に山へ出掛ける計画を立てていなかったが、土曜日の朝になって絶好の好天が2〜3日続きそうだということで急遽南アルプス方面へ出掛けることにした.土曜の夜に甲府に泊まり早朝4:00AM発のバスで夜叉神峠登山口から鳳凰三山を日帰り縦走する事を考えたが、甲府駅近辺で適当なホテルが取れなかったので朝一のバスを諦めて、前日から夜叉神峠入りすることにした.
ウペペサンケという名前を聞くと外国の山だと思われるかも知れないが、北海道大雪山系の南東部にある細長い台形的な稜線が特徴の美しい山だ.北海道の人でもあまり知らないマイナーな山かもしれないが、頂上付近の稜線からはトムラウシ山や石狩岳、ニペソツ山などを見渡すことができ、日帰りで登ることができるので、結構穴場的な山である.
手稲山は札幌の西側に位置する標高1,023m程の小高い山で、札幌オリンピックのアルペンスキー競技のメイン会場となった場所だ.頂上にはTVやFM放送の送信所が立ち並び札幌市内の殆どの場所を見通す事ができる眺望の良い山だ.
小樽の赤岩海岸の絶壁は風光明媚な海岸線として知られているが、ロッククライマーにとっては格好の練習場になっている.この赤岩海岸の絶壁の上を歩く遊歩道が設けられており、眼下に綺麗なコバルトブルーの海と奇岩が続く海岸線を見ながら気軽に散歩ができる.