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2012
富士箱根トレイル(駿河小山→金時山→足柄古道)
富士箱根トレイル(駿河小山→金時山→足柄古道)
ここ暫く山歩きをしていなかったので、軽いウオーミングアップを兼ねてまだ登ったことのない金太郎さんで有名な金時山(標高1,213m)へお散歩に出掛けることにした.金時山の登山道は幾つか有るようだが、小山町が最近力を入れている富士箱根トレイルコースに設定されている、駿河小山駅から大沢林道、足柄峠を経て金時山へ向かうコースを歩いて見ることにした.
本格的な地道のトレイルコースを期待していたが、実態は殆どが林道で舗装路が50%、砂利道が30%、残りが地道の山道といった感じだろうか.無理矢理箱根の金時山までつないだので、このような退屈でつまらない林道コースを選ばざる負えなかったのかもしれないが、正直なところ二度と歩きたくはないような残念なトレイルコースだった.
大部分が林道の緩やかな登りだったので、嘗めていたら最後の最後で思ってもみなかった急斜面の直登が待ち構えていた.このトレイルコースで楽しい部分は足柄万葉公園の手前の山道とこの最後の急斜面の直登ぐらいしかなかった.
金時山の頂上は狭いながら富士山や箱根の山々などを一望することができる絶好の山だった.頂上には金時娘の茶屋と金太郎茶屋という2軒の茶屋と公衆トイレが設置されているので、初心者でも安心して登ることのできる格好の山だろう.
箱根は家から近いので行こうと思えば直ぐに行ける距離なのだが、これまで何故か箱根には足を踏み入れたことがなかった.箱根というと観光地というイメージが強すぎて静かな山歩きはできないという思い込みがあったのだろう.
金時山の頂上から眺めた箱根の外輪山の尾根沿いには格好のトレイルコースがあるようなので、今度は外輪山を1周するトレイルに挑戦してみようと思う.箱根峠から金時山をへて箱根湯本まで約32kmということなので、相当歩きごたえがありそうだ.このコースはトレイルランナーに人気のコースらしく、このコースを走破できれば一人前のトレイルランナーとして認められるそうだ.
帰りは足柄峠から金太郎富士見ライン方面へ下りて行くことにした.途中に足柄古道と呼ばれる昔の関所越えの道があるというのでその道を下って足柄駅へ向かうことにした.こちらの道は手入れがあまりされていなく少々歩きにくかったが、山の中の地道が主体でとても良かった.途中で林道歩きになるが、渓流沿いの歩いて心地の良い道で足柄峠へ向かう登山道としてはこちらの道の方が断然お薦めである.
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