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10
2011
渋沢丘陵
頭高山・渋沢丘陵
前日の雨で空気が洗い流されてすっきりとした青空が期待できると思い、桜が満開の里山にでかけてみることにした.桜の季節なので飯山観音あたりにでも行こうかと思ったが、バスが混みそうだったのでそのまま秦野まで足を延ばし、頭高山(ずっこうやま)から渋沢丘陵にかけて歩いてみることにした.午前中はだめでも午後は晴れるだろうと思っていたが、期待に反してほとんど青空が出てくれなかった.
頭高山は標高303.4mの低山で頂上から西側の展望が良いということだったが、松田町の一部が見えただけで視界が悪く遠望が効かなかった.晴れていたら富士山が見えるのかもしれない.頭高山から渋沢丘陵へ向かう前に、神山滝への案内標識があったのでつられて行ってみることにした.山を降りること約20分程で神山滝に着いた.想像していたよりも落差・水量があり、夏にここに来れば涼しそうだ.
同じ道を戻ってもつまらないので、下道と呼ばれる山腹をぐるっと廻る山道を時計回りに戻ることにした.人気のない道だったのでいきなり目の前に犬が飛び出して来たときには野犬かと思いドキッとしたが、首輪に発信器とアンテナを付いていたので何かの狩猟犬かもしれない.愛想の良いおとなしい犬だったので、狩猟犬ではなく単に迷子防止の発信器なのかもしれない.
ぐるっと廻って元の場所に戻り、今度は渋沢丘陵へ向かった.途中で無線の受信機を持ったおじさんが特殊な笛を鳴らしながら何かを探しているようだったので、ひょっとして先程の犬のことかと思い、犬の写真を見せたらちょうど探している犬だというので見かけた場所を教えてあげた.
渋沢丘陵の道は大部分が農作業のための舗装道路でちょっとがっかりだった.途中に丹沢や大山の眺めの良い場所が数カ所あったが、すっきりとしない花曇りの空だったので眺望は今ひとつ冴えなかった.関東大震災で小川が堰き止められて出現したという震生湖という小さな湖(湖と言うよりは沼に近い)に立ち寄った.紅葉の季節には色づいた紅葉や楓が湖面に映えて美しい光景が繰り広げられると言う.
秦野駅へと向かう途中、公民館の敷地にまいまいの泉という湧水があり、地元の人達が水を汲みにきていた.
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