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05
2011
西丹沢 大野山
西丹沢の大野山へ登ってみた
先週に引き続きお天気に誘われて丹沢の山へハイキングにでかけることにした.当初の予定では蛭ヶ岳や檜洞丸などの主峰クラスに登ることを予定していたが、ここのところの寒気で山の上はかなり真っ白だったので雪の心配の要らない低山ハイキングという訳で、眺めの良さそうな西丹沢の大野山を目指した.
新松田から御殿場線に乗り換え谷峨駅で降りた.早朝であれば西丹沢方面へ向かう登山客が結構降りる谷峨駅なのだが、この時間帯では私の他には1組のハイカーと若い男性1人のみだった.
国道246号線を渡り、酒匂川に掛かる橋を渡り暫く舗装された道を登っていく.住宅の横から山道に入ると明るい日射しの注ぐ良く整備された山道が続いていた.途中二度ほど舗装道路を横切って登って行くと辺り一帯が牧草地状の丘の上に出た.頂上だと思っていたらそうではなく本当の頂上はもっと先にあるようだった.ここからの富士山方面の見晴らしは最高で富士の裾野から愛鷹連峰まで見渡すことができる.
頂上からは丹沢湖や大室山、加入道山などの西丹沢の山々や檜洞丸、蛭ヶ岳、丹沢山などの主峰を望むことができる.南側に目を向ければ小田原方面や太平洋まで見渡すことのできる絶好のビュースポットだった.
大野山は小さな子供連れや高齢者でも登ることのできる格好のハイキングコースとして人気があるようだ.もう少し暖かくなれば牧場に牛さんたちが放牧されているのだろうが、流石に牧草が枯れている今の季節は1頭の牛も見かけなかった.
頂上付近はやたらと土木工事の車両が出入りしていたので落ち着かなかったので、昼食も取らずにそそくさと下山することにした.帰りは山北駅方面へ下りて行くコースを選ぶことにした.こちらの登山道も整備された心地良い道だった.途中からはアスファルト舗装道を延々と歩くことになるので退屈だった.
駅に向かう前にちょっと寄り道をして洒水(しゃすい)の滝を見に行くことにした.日本の滝100選に選ばれている有名な滝の様だったが、観光客はあまり居なかった.ここの水は名水100選にも選ばれている美味しい水だった.
酒水の滝からは河村城趾公園経由で駅へ向かうことにした.河村城趾公園からは酒匂川や小田原方面を見渡すことができ、落ち着いた良い公園だった.山北町は同じ神奈川県でありながらほとんど馴染みのない土地だったが、長閑な親しみの持てるとても良い町だった.
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