前回のトレイルの疲れも完全にとれていない状態ではあったが、天気予報では好天に恵まれそうだというので、井出から大平まで東海自然歩道の本線を歩くことにした.東海自然歩道の本線の中でもこの区間は、交通のアクセスや歩行距離が長いことなどから結構難しいルートと言えるだろう.
この日は午前中で佐野峠→井出駅までのルートを歩き終えてしまったので、静岡バイパスルートのうち、芝川駅を起点とする区間を歩くことにした.区間の候補としては芝川→田貫湖・白糸の滝と芝川→新蒲原の2つがあったが、観光地で交通渋滞が予想される田貫湖・白糸の滝方面を避けて、マイナーな芝川→新蒲原区間を歩くことにした.
前回のトレイルでは電車乗り遅れと予想外の大渋滞で出発が午後になってしまったため、予定していた身延線の井出駅まで歩くことができなかった.この残してしまった区間を次のトレイル(予定では井出駅→大平)にくっつける事も考えたが、やっつけでこの区間を消化しておくことにした.
5月の連休に入り好天にも恵まれ、前回の離脱ポイントである田貫湖の長者ヶ岳登山口へと向かったのは良いが、小田原駅で乗る予定の電車に間に合わず、田貫湖畔の休暇村行きのバスに乗ることができなかった.たまたま富士芝桜まつり会場行きの臨時バスが出ていたので、田貫湖へ一番近そうな畜産試験場北口で降りて、そこから田貫湖まで歩くことにした.通常なら20〜30分もあれば到着する筈だったが、連休の渋滞に巻き込まれ田貫湖に着いたのは12時直前になってしまった.