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10
2010
三浦海岸 岩礁のみち
関東ふれあいの道 三浦・岩礁のみち
関東ふれあいの道の神奈川県コースの1番、『三浦・岩礁のみち』をお散歩してきた.京急の三浦海岸駅で電車を降り、三崎東岡行きのバスに乗り換え松輪バス停で降りると辺り一面キャベツと名物の三浦大根の畑だった.穏やかな冬の午後の日射しを浴びて畑の緑と青い海と空のコントラストがひときわ印象的だった.
同じ神奈川県でも三浦半島の先端は全く異境の地と言っても良いかもしれない.目の前の海の直ぐ向こう側には房総半島が横たわっている.東京湾でも一番狭まった所で、漁船から大型タンカーまでひっきりなしに船が往来している.『岩礁のみち』の名の通り、海岸線の道なき岩礁地帯を波を被りそうになりながら海藻が付着した滑りやすい岩の上を歩いて行く.この日は風も穏やかで比較的歩き易かったが、波の高い日や大潮の日はとても歩けそうにもない.
本当は毘沙門海岸や盗人狩など海岸線だけを歩くつもりで居たのだが、途中で道を間違え海岸線ではなく丘の上を行くバイパスコースに入ってしまった.岩礁地帯を歩くのにも飽きてきた頃だったので、丘の上から見下ろす海の景色を堪能できたのでこれはこれで良しとしよう.潮風にさらされながらのんびりと過ごす冬の穏やかな海がとても心地良かった.