この日は田子の浦の海岸からから村山浅間大社を経て富士宮口六合目までの所謂村山古道を歩くつもりで出掛けたのだが、前日の天気予報とは裏腹に静岡県の海側は朝からしとしとと雨が降り続いていた.富士山が全く見えない状態で海岸から富士山を目指しても面白くも何ともないので、急遽予定を変更して富士宮駅前からそのままバスに乗り国道139号線を河口湖方面へ向かい、精進湖畔から富士スバルライン五合目まで続く精進口登山道を歩くことにした.
台風17号が日曜日に日本列島を縦断しそうなので、天気が良い土曜日のうちに富士山に登っておくことにした.今回は新しく購入した軽トレッキングシューズの履き慣らしが目的だったので、日中の日帰りが容易な最短コースの富士宮口を登る事にした.
好天に恵まれた8月最後の土日の富士山は大勢の登山客でごった返していた.この日の登山目的はこの日で店じまいとなる山頂郵便局から暑中見舞いの葉書を出すことだったので、郵便ポストに葉書を投函するとお鉢廻りもせずに直ぐに山を下りることにした.
今夏はなかなか富士山に行くことができなかったが、夏休み期間中最後の土日を利用して御殿場コースを中心に組んでみた.猛暑ではあったが土日とも好天に恵まれたこともあり、もの凄い人出になることはわかっていたが、何とこれまで混雑とは無縁だったはずの御殿場コースが盛況だったのには驚かされた.
次の日曜日は富士山の山開きですが、今年は例年になく残雪が多く登山道が開通するのは7月中旬以降になりそうです.
今夏から富士急バスが、御殿場駅 ー 御殿場口新五合目 ー 水ヶ塚公園 間の登山・ハイキングバスを運行することになったようです.
この土日に掛けて富士箱根トレイルの続きを歩くついでに山中湖へ足を延ばしてダイアモンド富士を撮影して来ようと思っていましたが、生憎週末から風を引いてしまい出掛けられなくなったので、山中湖観光協会が設置している『絶景君』のWEBカメラの画像でダイアモンド富士を眺めていました.
先週は山の上に登る事ができなかったので、今週は山の上から富士山を眺めることにした.箒沢公園から板小屋沢経由で石棚山稜を経て檜洞丸へ登り、同角山稜経由でユーシン渓谷へ下り雨山峠を越えて寄まで歩いた.金曜日に積もった雪がかなり残っていて滑りやすい足場で思ったより時間が掛かってしまったが、絶好の晴天に恵まれ富士山を堪能することができた.
石棚山稜から眺める富士山 [ 35°28’32.58″N, 139°05’56.01″E, 1508 m, 12/11 2011 ]