連休最終日の夜ということもあり、剣山ヒュッテは結構宿泊客がいたようだ.ヒュッテの前から朝日が雲海の向こうから登るのを見届ける.一面の雲海という訳には行かなかったが、そこそこの雲海からの日の出だった.
朝5時前に起き小屋を出てお亀岩の上から朝日が昇るのを待つが、この場所からは西熊山が邪魔をして水平線から昇る朝日を見ることができなかった.昨夜は寒くてあまり眠れなかったが、朝から雲一つ無いピーカン照りで、昨日に続き今日も良い天気に恵まれそうだった.
石鎚山での半日の足慣らしハイキングの後で、剣山系への西側の入り口である池田方面で宿を探したが生憎連休の真っ最中で宿が見つからなかった.夜行バスで殆ど眠っていなかった事もあり、ちゃんとした宿に泊まりたかったので池田からはかなり距離があるが愛媛県の川之江というところのビジネスホテルに泊まることにした.
五月の連休期間中は遠出をするつもりはなかったが、何気なく高速バスの予約状況を調べていたら松山・八幡浜行きの高速バスに空席があったので、急遽四国方面へ遠征することにした.夜行高速バスで松山入りし、先ず最初に石鎚山を登り、その後剣山系の三嶺(みうね)から剣山へと縦走することにした.今回のメインは剣山系の縦走で、四年半前に剣山から三嶺へ縦走しようとして、季節外れの大雪のため縦走を断念せざる負えなかったのでそのリベンジといったところだろうか.