夕日に沈む礼文島(利尻航路)


Date/Time: 2017:09:20 17:34:11
Camera: PENTAX
Model: PENTAX K-5 II s
Exporsure Time: 1/125
FNumber: 22.0
Aperture Value: 8.9
Focal Length: 21.0

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y2trip » ユーシンロッジ周回

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2012

ユーシンロッジ周回

ユーシンから同角山稜、檜洞丸を経て臼ヶ岳南陵を周回


いつもの寄から出発 新しい看板 雨山峠へ 傾いたステップ ユーシンロッジの食堂 いつでも再開できそう ロッジの避難部屋 炊事室 畳張りの部屋 板張りの部屋 フライフィッシング 立派すぎる屋根 大石 大石の上から 大石山からの眺め 大石山の鎖場 ザンザ洞キレット 同角の頭 石棚山稜合流 富士山は雲隠れ 青ヶ岳山荘 三角おむすび 尾根筋崩落 神ノ川乗越の水場 臼ヶ岳山頂 蛭ヶ岳南陵 鹿柵に沿って 尾根筋が良く分からない 尾根を間違える マーキングだけが頼り 緩やかな鞍部で進路取りに迷う 登山道の形跡はない 鹿柵に沿ってアップダウン 足場の悪い個所が多い ユーシンロッジへ帰還

新松田駅から朝一番の寄行きのバスに乗り、雨山峠経由でユーシンへ向かった.朝方は雲一つ無い青空だったがユーシンに着く頃には雲が多くなっていた.普段ユーシンロッジで人と会うことは少ないが、午前中ということもありユーシンロッジでは数人ほど休憩していた.


ユーシンロッジの再開は目処が付かないようだが、玄倉林道が全面的に復旧しない限りユーシンロッジの再開は無理だろう.ユーシンロッジは再開して欲しいが玄倉林道はこのまま一般車の立ち入りを禁止した方が良さそうだ.休憩がてらユーシンロッジの避難部屋の様子を覗いてみた.水道設備や照明、電源コンセントまである.想像以上に立派な避難部屋の設備に驚かされた.


この日はユーシンロッジから大石山、同角山稜を経由して石棚山稜から玄倉へ下りるか臼ヶ岳経由で再びユーシンへ戻るコースを考えて居たが、臼ヶ岳の南尾根をまだ歩いたことがなかったので、ユーシンロッジを起点とした時計回りの周回コースとした.富士山や南アルプスが望めるのであれば気合いが入るが、時間が経つにつれてどんどん雲が多くなっていったので、山の上に登ってもつまらなさそうだったのでテンションが上がらず、足取りがとても重かった.

同角山稜は初心者向けのコースではないので歩く人は少ないが、ユーシンから大石山までの往復であれば、傾斜はきついけど初心者でも比較的登り易いので、一度訪れて見ると良いだろう.初心者の場合はユーシンまでのアプローチは玄倉林道を使う方が安全で確実なルートだろう.

檜洞丸から臼ヶ岳へ向かう途中神ノ川乗越の水場を探しにコースを外れるが、思った以上に水場はコースから離れていた.山と高原地図の水場記号ではコース沿いに有りそうな感じだが、実際は数百メートルほど下らないと水場まで辿り着かない.


臼ヶ岳の南尾根ルートは山と高原地図では破線で描かれ踏跡不明瞭と記されているが、実際に歩いて見るとそんな生易しいものではなく、登山道としての形跡は皆無だった.勿論標識など有るわけもなく、地面に人の手が加えられた個所も全くないので、本当にここが登山道だったのか疑わざる負えない.


尾根筋を外さなければ大丈夫だろうと高をくくっていたが、細かな子尾根が結構あって正確に尾根を外さないように歩くのは経験を積んでいないと相当難しい.ところどころ木の幹に赤と黄色のマーキングが記されているが、殆ど消えかかっていて判別しずらい.ユーシンロッジに近い尾根筋には最近付けられたと思われる赤と黄色のビニールテープが木ノ枝に巻かれているので、こちらの目印の方が見分けやすいだろう.ユーシンロッジが間近になってからマーキングが見あたらず、尾根筋をそのまま下りてしまったが別なルートがあったのかもしれない.初めてこのルートを使う場合は登りの方が無難だろう.


バリエーションルートを歩いた経験の無い人にはこのルートはとても薦められない.一般登山道しか歩いたことの無い人がこのルートを下るのはかなり危険だ.山と高原地図の1/50000縮尺では微妙な尾根筋の起伏を追いかけるのは困難なので、国土地理院の1/25000地形図を用意しておいて予めルートを推定しておく事を薦める.破線の表記(難路)とはいえこのルートを一般の登山地図に載せるのは問題が有りそうだ.



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