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2018
オオワシ君とオジロワシ君
冬の鳥見に風蓮湖へ
道東の風蓮湖や野付湾では厳冬期に氷下待ち網漁という珍しい漁が行われている.採れる魚はワカサギやチカ・コマイ・ニシン・キュウリウオなどで、この漁のおこぼれに授かろうと多くのオジロワシやオオワシが集まって来る.
元々は漁でお金にならない雑魚を鳥たちのために氷の上に残しておいたのが始まりのようだが、今ではすっかり観光目的のショーと化している.羅臼でもワシ撮影目的のクルーズ船が出ているが、高い金を払ってまでやらせのショーを撮影するのは『何だかなー...』という人は風蓮湖で撮影する方が良いかもしれない.
風蓮湖では道の駅スワン44の下の湖面で午前9時くらいに漁師さんが雑魚を観光客のために置いてくれるようだ.暖かい道の駅の室内から備え付けのフィールドスコープでワシたちを観察することができる.
スワン44から1キロぐらい根室よりの国道沿いにレイク・サンセットというロッジ風の宿があり、そこでは有料でワシのえさやりショーが行われている.こちらは商売目的なのでばらまく魚の漁も多く、ワシや鳶などの数はスワン44よりも圧倒的に多い.但し、宿泊客以外は場所代(餌代)?として1000円取られるので、長めのレンズをお持ちなら敷地の外の国道や観察小屋近辺から撮影するのが良いだろう.ワシくんたちはそこら中飛び回っているので離れて居ても十分撮影は可能だ.入場料を取るところなどは胡散臭さがプンプンプン...