三国山ハイキングコースをのんびりお散歩

寄から鍋割峠を越えて蛭ヶ岳の南斜面を登るつもりでいたのだが、小田急線の車窓から見える丹沢の峰々は思ったよりも雲が多かったので丹沢へは向かわず、御殿場から山中湖方面へ向かう事にした．

籠坂峠から大洞山（角取山）を経て三国山へ向かい、そこから三国峠、鉄砲木ノ頭（明神山）、切通峠、高指山と国境尾根の稜線沿いにのんびり富士山を見ながら散歩することにした．この日は第一級の寒気団の影響で標高1000m以上の山々はうっすらと雪化粧していた．一月前の富士箱根トレイルでは須走から登ったが、今回は篭坂峠までバスを使い楽をすることにした．うっすらと雪の積もった歩き易い山道は静かでとても心地良く、紅葉の季節とはまたひと味違った風情を楽しめる．

鉄砲木の頭（明神山）からの眺めは抜群で、山中湖と富士山を眺めるには格好のビューポイントだった．鉄砲木の頭から切通峠までの稜線は緩やかなアップダウンが続き、とても歩き易い初心者向けのハイキングコースだった．切通峠は昔の峠道といった風情の地道の十字路でとても味わいのある場所だった．

高指山から東海自然歩道の本線に沿って麓の平野へ下り、石割の湯で一汗流してから平野のバス停へ向かったが、丁度良いバスの便がなかったので山中湖畔を1/4周して旭が丘のバス停まで歩く事にした．のんびり湖畔を散策したかったが、雪がちらついて寒かったので山中湖交流プラザきららにちょこっと立ち寄っただけでそそくさと旭が丘のバス停へ向かった．