富士山 富士宮口頂上


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y2trip » 東海自然歩道 その5(大棚ノ頭→忍野入口)

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25

2010

東海自然歩道 その5(大棚ノ頭→忍野入口)

大棚ノ頭→高指山→平野→平尾山→大平山→花の都公園→ハリモミ純林→忍野入口


前回の離脱ポイントの大棚ノ頭へ(平野→道志みち→山伏峠→大棚ノ頭)



ホリデー快速河口湖号 富士急線の車内から 平野バス停 石割の湯 山伏峠 登山口を探す 大棚ノ頭へ向かう 大棚ノ頭に到着

前回は西丹沢自然教室から山中湖畔の平野まで歩く予定だったが、日没のため安全策を採り大棚ノ頭で自然歩道を離れ、道志みち(国道413号線)に迂回して平野へ向かった.今回は前回の離脱ポイントである大棚ノ頭からスタートしなければならないのだが、大棚ノ頭まで辿り着くのが大変だった.


7:40AM 新宿発の平野行きの高速バスに乗るつもりだったが、間に合わずその後の山中湖行きで行こうとしたら満席でキャンセル待ちということなので電車で行くことにした.都合が良いことに新宿駅の中央線快速ホームにはちょうどホリデー快速河口湖行きが入線してきた.これだと乗り換えなしにそのまま富士吉田駅まで行くことができる.電車の中は通勤客と相模湖方面へ向かうと思われるハイカーなどで結構賑わっていた.大月を過ぎるとそのまま富士急行線へ入って行くのだが、田舎のローカル線なのでとてもゆっくりしたスピードしか出せないようだ.富士急線内ではSuicaやPasmoは使えないので、車内検札で富士急線の料金を支払うが、JR分の精算ができないので後でJRの窓口で精算するための証明書を受け取ったが、SuicaやPasmoでJRからの直通電車に乗ると後で面倒な事になるので、できれば最初から切符を購入しておいた方が良いでしょう.


富士吉田駅前バスターミナルから 10:35発のフジッコ号に乗ったが観光用のバスのため途中忍野八海などを経由していくのでいつもより余分な時間がかかり、結局平野バス停に着いたのはお昼前になってしまった.思ったよりも平野到着が遅くなったので、タクシーで山伏峠へ向かおうとしたがタクシー会社に電話して平野まで来て貰うのが面倒なのでそのまま道志みちを歩いて行くことにした.


国道とは言え歩道すらない道志みちを歩くのは気が進まなかったが、自然歩道をピストン往復することはしたくはなかった.平野から40分ほどで山伏峠に着いた.前回は暗闇の中で峠から道志みちへ降りる登山道を見つけられずに峠の南側斜面の私有地を突っ切って道志みちへ出た.山伏トンネルをくぐり抜け峠の北側斜面の登山道入り口を探した.登山道入り口はトンネルに向かって左側にあった.溶け残った雪がかちかちに凍っていてとても滑り易かった.登り始めて直ぐに峠の鞍部に出たが、標識が殆どなく道跡もあまりはっきりとしていないので、真っ暗な中をヘッドランプの明かりだけで歩いたのでは到底降り口を見つけられないだろう.トンネルの入り口から15分程で大棚ノ頭へ到着した.



大棚ノ頭→高指山→平野→平尾山→大平山→花の都公園→ハリモミ純林→忍野入口


#01

大棚ノ頭を出発

午後1時 大棚ノ頭を出発


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#02

緩やかな歩き易い道

緩やかな歩き易い道が続く


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#03

富士岬平

富士岬平からの眺め


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#04

高指山に到着

高指山に到着


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#05

萱で覆われた高指山

一面萱で覆われた高指山


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#06

別荘地の間を抜けて

別荘地の間を抜けて行く


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#07

道志みち

道志みちへ戻ってきた


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#08

小さな神社の祠

小さな神社の祠で左へ逸れる


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#09

心地良い登山道

心地良い登り道が続く


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#10

三国山方面

三国山方面


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#11

平尾山山頂

平尾山山頂


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#12

大平山

大平山が見えてきた


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#13

山中湖

山中湖を一望できる


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#14

忍野村へ

ここから右へ逸れて忍野村へ


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#15

花の都公園

花の都公園横を抜けて行く


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#16

ハリモミ純林

ハリモミ純林


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#17

富士山の麓が顔を出している

少しだけ富士山の麓が顔を出している


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#18

茅葺きのトイレ

洒落た茅葺きのトイレ


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#19

暗闇の森を通り抜けて

暗闇の森はちょっと不気味


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午後1時に大棚ノ頭を後にして高指山へ向かった.緩やかなアップダウンは有るものの道は歩き易い.迷い易い箇所は殆ど無いのでヘッドライトの明かりを頼りに歩けたかもしれないが、暗闇の中を歩いていても歩いた気がしないのでやはり昼間に歩くべきだろう.25分程で高指山の頂上に到着した.頂上の周りは殆ど木が生えて居ないので絶好のビューポイントだった.山中湖越しに富士山を眺めることができるのだが、生憎富士山は雲の中に隠れてしまっていたのが残念だ.


頂上のベンチでおにぎりを食べながらこれから向かう平尾山、大平山の確認をする.山中湖を見下ろすには絶好のロケーションだ.辺り一面萱が生い茂る緩やかな斜面を降りて行き、別荘地帯を通り過ぎるとやがて元の道志みちに戻ってきた.先程通り過ぎた小さな神社(神社なのに不動明王???)の祠の前を今度は左側に入って行く.百メートルほど舗装道路を行った所で左折して平尾山へ向かう登山道が続いていた.


既に午後2時30分を過ぎており、2〜3組のハイカーとすれ違っただけで殆ど人と会うことはなかった.平尾山の頂上に着く頃には日射しは殆どなくなり時折雪がちらついていた.山中湖を眼下に眺めながら尾根沿いの緩やかな道を大平山へ向かう.TVの送信所があるあたりが大平山の頂上なのだろう.緩やかな斜面は木が殆どなくパラグライダーの練習に向いていそうだった.大平山の頂上からの眺めも素晴らしく山中湖や富士山が一望できるのだが、やはり富士山は雲の中だった.どうも富士山とは相性が悪いようだ.今度完全に晴れ上がったときにでももう一度来てみようと思う.


東海自然歩道は飯盛山、長池山を過ぎたところで登山道を右へ逸れ山を下って行き、忍野八海で有名な忍野村の内野地区へ出る.花の都公園の横を通り過ぎると、ハリモミ純林と呼ばれている樹海の中の舗装道路が続く.暫く舗装道路が続いたところで森の中の舗装されていない林道に入って行った.12月よりも日は幾分長くなったが午後5時を過ぎると流石に辺りは暗く、人気のない真っ暗な森の中を歩くのは不気味だった.暗闇の中を歩いていてもつまらないので、次回は忍野八海あたりから歩き直すことにして、とりあえず国道138号線へ出ることにした.


ビジネスホテルベルを過ぎたところで国道へ向かう道が良く分からず、道を間違えて富士見バイパスの方へ出てしまった.とりあえず大きなスーパーマーケット(いちやまマート)で一休みしながらバスの時刻表を確認した.富士吉田駅方面へ向かうことも考えたが、本数は少ないが御殿場方面へ向かうバスが有るようなので、国道138号線沿いのバス停へ向かった.御殿場行きのバスは10分ぐらい遅れて来たが、50分ほどで御殿場駅に着いた.生憎2〜3分前に国府津行きの電車が発車したばかりで、次の電車まで1時間近く待つことになってしまった.行きのJR新宿駅から大月駅までのPasmo運賃の精算を御殿場駅でできれば都合が良いのだが、残念ながら御殿場線はJR東海の管轄でSuicaやPasmoは全く使えなかった.新松田で小田急線に乗り換えたが、JR東日本の運賃精算が済んでいないので、Pasmoで小田急の改札を通ることができず結局別に切符を買わなくてはならなかった.我が家から富士吉田に行くには新宿から高速バスに乗るよりも御殿場経由でバスに乗り継ぐ方が早そうなので、次回は御殿場経由で行ってみようと思う.


富士急バスはとっくにSuica,Pasmo対応なのに富士急行の方は未だに対応していないというのはどういう事だろう.




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