このところ我が家の水槽に蔓延っている厄介者のセイタカイソギンチャクを駆逐すべく、先ずは生物兵器による撲滅作戦を開始した.セイタカイソギンチャクの駆除対策として知られているペパーミントシュリンプが3匹で 2,980円だったので試しに購入してみた.
産卵場所を水槽の最前面に誘導しようとして産卵床となっているライブロックを水槽の最前面に移動させたが、今回はペルクラ君達にそっぽを向かれてしまったようだ.
これまで冷凍ワムシだけで生き延びてきた仔魚たちだったが、やはり6日目までに全滅してしまった.冷凍ワムシでも全く捕食しないわけではなさそうなので、上手く工夫すればもう少し仔魚の生存率を改善できるだろう.
水槽の掃除ついでに、10期目の産卵場所となったライブロックを観察しやすいように水槽の最前面へ移動させた.なるべく産卵しやすいようにライブロックを配置するのが結構難しい.
10期目の孵化から32時間が経過した.今回は何故か生き餌組がほぼ全滅してしまった.生き餌組は一晩経過しただけで、ほぼ7割近く死んでいた.餌のシオミズツボワムシに問題があったか、他に大量死を招く原因があったのかもしれない.
産卵から数えて9日目の今晩、予定通り10期目の孵化が始まった.前回は冷凍餌組は全滅だったので、今度こそはという訳で今回も生き餌組と冷凍餌組の2組に分けて飼育実験を行うことにした.
ムシ培養用の容器として、近所のスーパーで売っていた果実酒用の透明プラスチック容器(4リットル)を使用しています.
夜帰宅すると10期目の産卵が行われていた.9期目の産卵から中14日で次の産卵が行われたことになる.ここのところ月2回ペースで産卵・孵化を繰り返している.
以前巨大なウミケムシを紹介しましたが、今度はセイタカイソギンチャク(Aiptasia)を紹介します.一般的には『カーリー』と呼ばれているようですが、多くのマリンアクアリストを悩ませる困った君No.1かも知れません.
昨日までは生き餌組と冷凍餌組にそれ程差は見られなかったが、5日目の朝には冷凍餌組は2〜3匹ほどしか生き残っていなかった.尤も生き餌組も12〜13匹程度しか生き残っていなかったので死んだ原因が摂食行動にあるのかどうかは何とも言えない.