年末から年始に掛けて長期間留守にしていた間に尾腐れ病を煩ってしまった中ペア組のメスも順調に回復し再び産卵を行うまでになった.消失したひれも徐々に再生されてきているようだ.
親魚の餌に関しては冷凍餌をメインに与えていて乾燥餌は殆ど与えていません.メインの餌はキョーリンの冷凍ブラインシュリンプで、この他に冷凍のイサザアミや乾燥した海洋性のイサザアミ、冷凍マダラの卵、レッドプランクトン(北欧産のコペポーダ?)や海水魚用のハンバーグ、それに栄養強化剤のバイオクロミスパウダーを混ぜています.
これからクマノミの繁殖をやってみようという方のために、ワムシの培養について簡単に紹介しておきます.
水曜日の夜に孵化した中ペア組の仔魚達も順調に育っており、餌のアルテミアの準備に追われているのだが、孵化してからまだ4日しか経っていないにも関わらず4期目の産卵を開始してしまった.
中ペア組の3期目の孵化が行われたが、今回はワムシ屋さんから栄養強化済みの高密度培養シオミズツボワムシと高密度培養ナンノクロロプシスが届いたので、早速仔魚達に給餌してみることにした.
冷凍ワムシ(最初の24Hだけ)+ベトナム産アルテミアの幼生で飼育中のペルクラの仔魚が孵化から68時間経過したが、結構順調に餌を食べているようだ.まだ活きたワムシを与えた場合との比較をするだけの十分なデータはないが、案外この方法で上手く行くかもしれない.
今回は二日前に孵化した大ペア組の仔魚たちを二組に分け、片方にはベトナム産のアルテミアだけを餌として与え、もう片方にはこのベトナム産のアルテミアと冷凍ワムシの両方を与えてみた.
中ペア組の3期目の産卵と大ペア組の40期目の孵化が始まった.中ペア組の方は産卵回数が増えるに従って産み付けられる卵の数が増えてきた.卵の数をざっと数えてみたら500個以上あった.予想していたよりも遙かに多い数だった.
11/30に孵化した中ペア組の仔魚のうち10匹程度掬うことができたが、そのうち半分ぐらいが生き残っている.ここのところシオミズツボワムシの培養を全くおこなっていないので、冷凍庫にストックされていたキョーリンの冷凍ワムシのみを与えている.
本水槽や連結水槽のGreedy35があまりにも石灰藻や苔で見苦しくなってきたので、Greedy35を廃止して中ペア組を本水槽に収容することにした.