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2009
比較実験(5日目)
5日目
昨日までは生き餌組と冷凍餌組にそれ程差は見られなかったが、5日目の朝には冷凍餌組は2〜3匹ほどしか生き残っていなかった.尤も生き餌組も12〜13匹程度しか生き残っていなかったので死んだ原因が摂食行動にあるのかどうかは何とも言えない.
冷凍餌の方は餌を与えても直ぐに底に溜まってしまい、生きたシオミズツボワムシのようには水中を漂っていてはくれない.エアレーションを強くして強制的に水流を巻き起こせば餌の沈殿を少しは遅らせることができるが、仔魚が流れに押し流されてしまうのでエアレーションによる撹拌は無理だろう.
仔魚が冷凍餌を全く食べていないとういうことは無さそうなので、上手く冷凍餌を水中に拡散させて少しでも仔魚が摂食し易いように工夫する必要がありそうだ.
恐らく明日には冷凍餌組は全滅かもしれない.今のところやはり生き餌の方が仔魚を育てるのには有利なのだろう.
生き餌組
冷凍餌組