アクアリウムとは全然関係のない用事で東京海洋大学品川キャンパス(旧東京水産大学)に行ってきた.十数年前まで品川区に住んでいたので港南口は良く利用していたのだが、久しぶりに品川駅港南口側に降りて様変わりぶりに驚いた.
この半年以上セイタカイソギンチャクを見かけていなかったのですっかり安心していたのだが、何気なく本水槽のライブロックに親玉サイズのセイタカイソギンチャクが2匹?(イソギンチャクの数え方が分かりません)も蔓延っていた.
水槽を綺麗にして海水を全換水したのだが、リフジウム水槽に突っ込んで置いた大きなシッタカ貝が急な環境の変化で何を血迷ったか、いきなり白い液体のような物を吐き出し始めた.最初は何が起きたのか分からなかったが、白い液体を30分ぐらい断続的に吐き出し続けている.みるみるうちにリフジウム水槽は白濁して何も見えなくなってしまった.
ペルクラのブリーディングを始めて1年半近くになったが、その間25回の産卵・孵化を繰り返してきた.そろそろ別なペルクラのペアにも産卵して欲しいので、新しいペア作りを始めてみることにした.
先日、クマノミの繁殖ではそれなりの実績を持っているショップから、ペルクラを2匹購入したのだが、ペアとしてお店側は売っていたのだが我が家の水槽(2匹だけの専用水槽を用意)に入れたところ、半日もしないうちに一方のペルクラがもう一方を攻撃するようになった.
cm位のペルクラが2匹ペルクラハウス別荘(離れ)に入居した.一応ペアらしいがまだ小さいので単に喧嘩をしないだけなのかもしれない.
このところ餌のブラインシュリンプ(栄養強化剤とイサザアミ、スピルリナ入りのディスカス用ハンバーグを混ぜた物)とマダラの卵を頻繁に給餌していたので、メスのペルクラが完全なメタボになってしまった.
2ヶ月ほど前に注文していた沖縄の海で熟成したライブロックがようやく到着した.石灰藻や付着生物なども豊かで、街のアクアショップで売られているライブロックもどきと較べると圧倒的に質が良い.
リフジウム水槽のライブロックの穴にすっぽりと入り込んでいるユビワ珊瑚ヤドカリ君です.自ら進んで入ったのかそれとも貝殻を他のヤドカリに奪われてしまって仕方なく入っているのかは不明だが、岩のお家は結構お気に入りのようだ.
ここ2週間ほどライブロックを屋外に海水に浸けておいたが、まだしぶとくセイタカイソギンチャクは生き延びている.