5
30
2010
シッタカ貝の逆襲?
リフジウム水槽が真っ白け!!!
昨日ペルクラ君達が28期目の産卵を行ったので、水槽やクーラーの清掃も兼ねて本水槽とリフジウム水槽をリセットすることにした.ガラス面に着いたガリガリの緑苔をステンレス製の薄手のスクレイバーで丁寧にそぎ落とし、底砂をかき回して汚れを落とし、茶色の水が出なくなるまで何度も海水で濯ぐ.
こんなことは普通は水槽を完全にリセットするときしかしないが、底砂をかき回す何て事はやっては行けないことの筆頭なのだが、私の場合は半年に一度くらいは底砂をかき回して汚れを洗い流している.勿論砂の中の嫌気域などのバクテリア分布や沙蚕などのベントスなども一旦ぐちゃぐちゃになってしまうが、1週間もすれば前と同じように水槽の生態系が落ち着いて、いつもと変わらない水槽になる.珊瑚や魚さん達がいっぱい居るような水槽ではとてもこのような無謀はできないが、家のペルクラ君達は実にタフだ.
水槽を綺麗にして海水を全換水したのだが、リフジウム水槽に突っ込んで置いた大きなシッタカ貝が急な環境の変化で何を血迷ったか、いきなり白い液体のような物を吐き出し始めた.最初は何が起きたのか分からなかったが、白い液体を30分ぐらい断続的に吐き出し続けている.みるみるうちにリフジウム水槽は白濁して何も見えなくなってしまった.シッタカ貝の生殖はどのように行うのか知らないが放精か放卵でも行ったのかもしれない.
以前にも、ハタゴイソギンチャクの放卵と放精で水槽が凄いことになってしまった経験があるが、まさかシッタカ貝にに水槽を白濁させられるとは思ってもいなかった.仕方がないのでシッタカ貝を取り出し、換えたばかりの海水を全部入れ替えるはめになってしまった.
南国育ちではないシッタカ貝は短命なので最近はターボスネイルに切り替えていたのだが、最後まで生き残っていた一番大きなシッタカ貝の反乱なのかもしれない.
そう言えば水替えをして綺麗にするとシッタカやターボスネイルなどは何故か水面の遙か上のガラス面にへばり付いて居たことを思い出した.新しい海水はピリピリして嫌なのだろう.
昨日28期目の産卵が行われた
26期(5/9孵化)生のただ1匹の生き残り
怪しげな白い液体を吐き続けている
リフジウム水槽が悲惨なことに...