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2009
マリンアクアリウムで参考になりそうな書籍
水産高校用の教科書がお薦めです
マリンアクアリウムをやっていると、最初の内は雑誌やどこかのホームページに書かれている記事を当てにする事が多いですが、そのうち深入りするようになり魚や珊瑚ばかりではなく、水槽内の環境維持に欠かせないプランクトンなどの微小生物やバクテリアなどに感心を持つようになります.
水産系の大学や学部などでは、付属図書館などに水産学に関する多くの専門書が有るでしょうが、一般の人にとってはそのような専門書を見る機会は殆どないでしょう.そこでマリンアクアリスト向けの何か良いテキストがないか探していたら、ふとしたきっかけで水産高校向けのテキストを見つけました.
実教出版の教科書『栽培漁業』と『水産生物』
タイトル:水産019 水産生物 目次
著者:文部科学省
発行:実教出版株式会社
詳しい内容は、上記のリンクを辿って目次を見ていただくとして、この教科書には
・水圏の環境と生態系
・プランクトン
・水産植物
・水産動物
・水産資源管理
など、マリンアクアリストが知っておくべき大切な事柄が多く載っているようです.何だか目次を見ているだけで楽しそうですね.まだ中身を見てはいませんが、アクアリスト必携のテキストになりそうです.
この他に、ブリーディングに関する知識であれば、
タイトル:水産006 栽培漁業 目次
著者:文部科学省
発行:実教出版株式会社
などのテキストも有ります.
テキストの値段(最高額)は文部科学省の省令で決まっているようです.ちなみに水産系のテキストの値段は
水産基礎 1,320 円
水産情報技術 2,525 円
だそうです.上記の教科書の実際の値段は、栽培漁業が 1,200 円、水産生物が 1,390 円 です.
教科書は最寄りの教科書販売店で購入できるようです.WEB通販サイトなども有るようです・
動物プランクトンに関するページ
植物プランクトンの培養に関するページ