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どうやら本気らしい

今日はペルクラの親が居る本水槽（ADA 60x45x45 ）のリセットをする予定だったが、今朝からメスが産卵床のお手入れに余念がないようだ．どうやら本気で産卵する気のようだ．この様子だと今日の午後あたりに産卵するのかもしれない．

前回の卵が一昨日孵化したばかりだというのに何とも忙しない．仕方がないので水槽のリセットは諦めて暫く様子を見ることにした．

水槽のメンテナンスをやらない方が苔などが繁茂して、プランクトンなどの微小生物が自然発生的に増えて自然界のバランスに近くなるのかもしれない．この状態の方がきっと親も安心して子作りに励めるのだろう．そう言えばこのところシロスジウミアザミ（通称パクパク）が結構な勢いで増殖している．水中のプランクトン類が豊富なのだろう．

水槽を上から覗いていたら水面近くを何か小さな物ががちょろちょろ泳いでいる．何だろうと思って目を凝らして見ると、何と稚魚が２匹水面近くを泳いでいるではないか．金曜の夜に孵化し損なって翌日に孵化したのか、それとも本水槽の中で無事生き抜いてきたのかはわからないが元気に泳ぎ回っている．

お腹の中の胃袋のような部分が銀色になっている．どうやら本水槽の中でプランクトンを食べながら生き抜いてきたようだ．早速掬い上げて稚魚飼育BOXに収容した．本水槽で生き延びてきた強者の稚魚なので、先発組の稚魚飼育BOXでブラインシュリンプだけで生き延びられるかどうか試してみることにした．

苔や石灰藻だらけの薄汚れた本水槽


苔だらけのガラスに棲みついている何かの幼生


目を凝らして見ると水面近くに稚魚が２匹泳いでいる


本水槽で生き延びていた強者の稚魚