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2009
セイタカイソギンチャクの駆除(AIPTAISA-X)
AIPTASIA-X
セイタカイソギンチャクの駆除作戦第?段としてRed Sea のAIPTASIA-X を購入してみた.まだ試してはいないが、この商品には専用の極太針付き注射器セットが付属している.以前使用した STOP Aiptasia と一般の注射器(工作用として売られていた物)の組み合わせでは、直ぐに針穴が目詰まりして使えなくなってしまったので、この極太針穴の注射器セットでは目詰まりは起きないだろう.
溶液は淡い紫の乳白色系で、プレーンヨーグルトにブルーベリージャムを混ぜたような感じと言ったら良いだろうか.溶液を振ってみた感じではそれ程粘性はないようだが、水中ではかなりの粘着性を発揮するらしい.
Red SeaのAIPTASIA-X
AIPTASHIA-Xをちょっとだけ試してみた [ 追記: 8/20 2009 ]
セイタカイソギンチャクに侵略されたライブロックをキャメルシュリンプ3匹と共に隔離水槽に入れ、餌も何も与えず数週間放置している.正直なところキャメルシュリンプ君達には殆ど期待していなかったが、それなりにセイタカイソギンチャクを食べているようだ.劇的な効果は認められないが、セイタカイソギンチャクそのものは確実に減ってきているので、時間を掛ければそれなりの効果は期待できそうだ.
さて肝心のAIPTAISA-Xだが、ちょっとだけ試してみた.付属の注射器でセイタカイソギンチャクの上からAIPTAISA-Xの溶液をふりかける.注射器から放出された溶液は直ぐに白い粘着性のある固まりになるが、セイタカイソギンチャクを完全に覆うように溶液をふりかけるのは結構難しい.
朝にAIPTAISA-Xの溶液をふりかけたが、夜帰宅してからふりかけた部分を見ると、上手く溶液をふりかけられた部分はセイタカイソギンチャクが見あたらなかったが、中途半端にふりかけられた部分はそのまま残っていた.やはりセイタカイソギンチャクを完全に覆うように溶液をふりかけないと効果は薄いようだ.
AIPTAISA-Xの効果については、もう少し試してみてから報告しようと思う.
溶液をふりかける前の状態
溶液をふりかけた直後の状態
12時間経過後の様子