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2009
稚魚飼育BOX3号
稚魚飼育ケース3号の製作
前回の産卵(5/31)からほぼ2週間が経過し、メスのペルクラのお腹が少しずつ膨らんできている.また産卵場所のライブロックの掃除を始めたので、ここ数日の内に9期目の産卵が行われるだろう.
今回は生のワムシと冷凍ワムシとで比較実験を行い、冷凍ワムシの効果を試してみようと思うので、飼育環境がほぼ同じになるように、ほぼ同じサイズのプラケースで稚魚飼育BOX3号を作ることにした.
近所のホームセンター(ユニデイ相模大野店)で398円の昆虫飼育用のプラケース、VU(VP)40掃除口キャップ(ねじ込み式の蓋になっている)を購入した.この他にVU(VP)40用のソケットとシルクスクリーン少々、ニッソーの水槽用シリコーン接着剤、48mmΦのホールソーを用意.
製作手順はいたって簡単で、プラケースの底を48mmΦのホールソーで穴を開け、そこにVU40(VP40)掃除口キャップを底側から押し込みシリコーン接着剤で固定するだけである.VU(VP40)掃除口キャップはVP40塩ビパイプと同じ外径なので、VP40ソケットをそのまま差し込む事ができる.掃除口キャップとソケットの間にシルクスクリーンを挟み込めば、ワムシやブラインシュリンプが外に漏れ出すことなく、飼育BOX内に適度に海水が出入りする環境を作ることができる.掃除口キャップの蓋をしてしまえば密閉型の飼育BOXとすることも可能になる.
VU(VP)40掃除口キャップとホールソー
VU(VP)40掃除口キャップの構造
掃除口キャップを底に取り付ける
シリコーン接着剤で固定
シルクスクリーンをセットする
キャップを付ければ密閉状態にもなる